雪柳、椿の剪定をはじめる

 朝から晴れて、春の風が心地よい。夕方からは厚い雲が空をおおい、突然の雨が降ってもおかしくない空模様に。
 昨日からぼちぼちと椿の剪定をはじめた。12月から4月の初めまで長く楽しませてくれた椿だが、花後の剪定が欠かせない。剪定しないとどんどん大きくなる。剪定しても少しづつ樹高が高くなってくる。今年は何本かの乙女椿を強く剪定して、木の高さを抑えようと思っている。
 風邪は良くなっているがすっきりと治った感じはなく、庭仕事をすると疲れが出る。3〜4日で1本の椿を剪定するくらいのペースが良さそうだ。年々、体力がなくなってくる。
 今日は椿の剪定はしないで、駐車場横に植えた花後の雪柳を剪定した。枝先の終わった花を切り、根元から細い枝、古い枝を切ってすっきりさせた。
 ももこさんと花壇の前でくつろいているとき,面白い光景に出くわした。花壇に植えた忘れな草の花の間を、若い雉猫がダイブするようにやってきた。花の間をすり抜ける感じ。花を傷めないで、と抗議すると猫は少し離れた桃の木の根元に避難したが、そこから動こうとしない。しばらくたって、猫が花壇に戻ってきた。しなやかな身のこなしは野生のネコ科の動物を思わせる。なにをするのだろうと注視する。わたしがいることなど全然気にしていない。すばやい動きで花壇を移動。花壇を出て、大きな鉢の横に突進する、と、猫の口に黒っぽいものが。小さな生き物、とかげかもしれない。捕獲した生き物をくわえ、軽い身のこなしで猫は去った。
 猫の的確な捕獲行動にほれぼれとした。
 この間、ももこさんは地面にぺったと座ってくつろいでいた。花壇に植えた草花が壁になっていて、ももこさんには猫が見えないので、まったく猫がいることに気づかなかった。気付いたら大変なことになっただろう。興奮して追いかけようとしたにちがいない。万が一、気づいたときのことを考えて、しっかりとリードを握っていた。


薄いピンク色の八重のチューリップが咲き始めた
今年植えた三種のチューリップは、早咲きから遅咲き咲きまで花期が違うので長く楽しめる
この花壇で猫はとかげを追いかけた