目高の水瓶を大掃除

 庭に二つ置いてある目高を飼っている水瓶。毎日えさをやるが、餌の減り具合を見ると目高の数が減っている気がした。ひとつは3匹、もう一つは4匹いるはずなのだが。4匹いるはずのほうはいつ見ても1匹しかいない。
 水瓶のなかはもう5年くらい水を替えることなく、水が少なくなると足すだけですましていた。上のほうの水は澄んでいるが底は汚れているにちがいない。午前中、思い立って二つの水瓶の大掃除をした。
 昨日、水を張っておいた大きなバケツに目高を入れて、水瓶の水を小さな器ですくって出した。水瓶は陶器製で水が入っていると重くて傾けることもできないから。やはり、底のほうはヘドロ状になっていた。特に姫睡蓮の鉢を入れた水がめは底が10センチくらいヘドロ状になっていた。こんな環境では蛇がいなくても長生きできそうもない。やはり、生き物を飼うときは環境を整えなければだめと痛感。
 古い水をぜんぶかきだし、きれいな水を入れ水瓶の中をたわしでこすって洗った。何回か繰り返したあと、水瓶いっぱいに新しい水を張った。一昼夜置いて明日、目高を中に返すつもりだ。新しい目高も何匹か買ってくるつもり。
 午後は自由が丘の美容院に行ったこの店でいろいろな美容師さんにカットしてもらったが気に入った人がいたのでその人を指名した。仕事がていねいなのと、頭や顔のかたちにあったスタイルを作ってくれる。とてもバランスのいいかたちだ。髪が伸びてもきれいな形を保っているのもいい。
 天気予報では大気が不安定でとつぜんの雨が降る可能性もあるとのことで、いつ降り出すか心配していたが降らなかった。最寄りの駅から家に向かう途中で、雲行きがすこしあやしくなり、ぽつりときたが持ち直した。それから雨は降っていない。


 よみがへりしごと晩夏舞いたるは亡がらを残ししアオスジアゲハ

 虫たちに個はなく種としてのいのち継ぐこと良きことなりや

 千一夜犬のしかばね抱きあげてわがしとねに横たわらせたり

絶滅せし種を思へば元凶が人であること多きなり

歩く道蝉の声満ちこの街は蝉に占領されるやうなり

四国の河に目撃されしカワウソのまなこに滅びの悲哀ありや

ひとつだけ咲いた赤いダリア
昨年の夏はもっとたくさん咲いたが、植え替えなどの手入れしていないので勢いがなくなった

お向かいから苗をもらったキバナコスモス
夕方6時頃撮影したので手ぶれしている

目高は2つの水瓶にあわせて三匹いた
このバケツの中で泳いでいる

大掃除した水瓶
きれいな水を張った