台風が近づき、蒸し暑い

 午前中は晴れ間が出たので洗濯をして戸外に干した。風があるので乾くだろうと思ったが、午後は雲が空を覆い、今にも雨が降り出しそうになり、すぐ洗濯ものを取り込んだ。これが正解でほどなく大雨が降り始めた。台風の影響の雨だ。この雨も割合とすぐ止んで晴れ間が出たが夕方にかけてどんどん天気は悪くなった。気温はさほど上がらないがとても蒸し暑い。
 一昨日の日曜日、短い発作をお昼前と夜7時頃におこした老犬ももこ。昨日は行きつけの動物病院に行き、携帯で撮影した動画を院長先生に見せたが腎不全末期の尿毒症による発作かどうか判断がつかないと言う。ももこは脳にも何らかの病気をかかえており、それが原因とも考えられる。また年取った犬がこういう発作をほこすことがあるとも。
 昨日と今日の現在までももこは同じ発作をおこすことなく過ごしている。静かに横になって眠っているももこを見ていると、こんな状態がいつまでも続くような錯覚に陥りそうになるが、この何ごともない状態はそんなに長く続かないだろう。
 雨の中、車に乗って駅前のスーパーマーケットに買い物に行った。広い駐車場の前にわたしが卒業した小学校があるためかもしれない。突然、半世紀以上の前のことを思い出した。小学校に入学したばかりの頃だと思う。着物を着た母が担任の先生に何か届け物を持ってきた光景が目に焼き付いている。母は小学校に入学したばかりのこどもの担任の先生によろしくお願いしますの気持ちを込めて、こういうことをしたのだろう。こうしてこどものことに心を砕いていた母が無性に懐かしい。どうしても会いたくなった。若い頃の母に会いたくなった。
 この担任の先生は女性の先生で、幼い気持ちをこの先生に傷つけられた思い出も持っている。先生が悪いのでなく、こちらが悪いわけでもない
。幼いわたしの中でお母さんの心づくしがあまり先生に伝わっていなかったのではないかとそういう気持ちを抱き、その気持ちは今でも残っているようだ。
 そんなことは知らずにこどものために出来ることはやろうとした母の気持ちが今になるととても有り難い。
 激しい雨がひとしきり降った後、晴れ間が出た街を車で帰ってきた。またすぐ雲が空を覆い、雨が降り始めた。
 家に入るとももこが鳴いていたのでおしっこだと思い、玄関前に抱いて行った。膀胱炎にかかっているためなのか、手で支えて立たせてもすぐにおしっこをしない。獣医師から教わった膀胱を刺激するやり方でおしっこを出すことが多い。最初はももこの身体のどこに膀胱があるのかわからなかったが手でさわると膀胱にどれほど尿がたまっているかわかるようになってきた。ももこは支えがあっても長く立っているのは大変なので、このやり方ができるようになって親子ともども助かっている。

※この記事は昨日書いたもの。書いている途中でももこがおしっこがしたいと鳴き、世話をしているうちに続きを書くことができずアップロードできなくなった。

葡萄が色づいてきた
台風の風でひと房落ちたようだ

昨日のももこ
午前中、朝ご飯を食べた後、広縁で眠っている
食事はスプーンで3〜4匙しか食べないのでシリンダーで流し込んだが
まあまあの量を飲み込んでくれた
日曜から月曜にかけて5〜6回ゆるいうんちをして、食欲もなかった

ももこの朝ごはん
野菜と脂肪を除いた豚肉、おかゆなどを煮込んだもの
桜エビやとろろこんぶで風味付けをしている
これをさらにハンドミキサーでどろどろにしてあげている
形のある食べ物を咬んで飲み込むことが難しくなっている
蜂蜜付きの甘いパンが好きだが、口に入れても半分くらいは横からぽろっと落ちる
食べたくないのか食べられないのか、わからない