老犬ももこがわが家に来て1年となった

 昨年の3月13日に初めて保護犬ももこが家に来た。ももことお見合いをしてそのままお試し期間になり、そのままずっと家にいる。
 ようやく一年という気持ち。一年前よりももこは確実に1歳年をとった。体重は1キログラムほど太り、散歩の距離は短くなった、食欲はまったく変わらない。すっかりわが家に馴染み、気に入った場所で眠り過ごしている。
 最初の頃よりトイレの回数が多くなった。こちらが先回りして外に出すためか粗相の回数は減った気がするが、夜眠るベッドにおもらしをするのは1週間で5〜6回くらい。しない方が珍しい。
 後足の衰えはこの家に来た当初からで、調子の良し悪しは波がある。前足で地面に踏ん張ることができず、足首が曲がって足の甲のほうが地面につくことがよくある(ナックリングという)。これも当初からで、こちらも調子の良し悪しの波がある。
 ももこの1周年を祝って手作りのパウンドケーキを焼こうと思ったがベーキングパウダーを切らしていて作れなかった。犬用にバターの量を抑え、砂糖の代わりに蜂蜜を使ったヘルシーなケーキで人間も食べられるレシピである。一日遅れでもいいから作ってみたい。

今日詠んだ短歌をふたつ。車を運転していて見た光景を詠んだ。

暗緑色(くらみどり)の葉中 濃紅の椿が光放つを車窓より見ゆ
ウィンカー出す手間惜しむえび茶色のポルシェ混み合う道を蛇行せり


今日のももこ
暗くなってから撮ったのでピントがあわない