二月最後の日は天気が目まぐるしく変わる

 午前中は陽射しが降りそそいで洗濯日和と思ったが、お昼近くになると風が強くなった。午後になり雲が出て雨が降りそうな雰囲気になり、あれよあれよという間に雨が降り出した。
 雨が降り出したころ、車で駅前のスーパーへ。家を出たときは小雨だったが駐車場に着いたときは本格的な雨に。買い物を終えて家に帰ると今度は雨が上がり、晴れ間が出た。この辺りまでは空気が暖かったが夜は一転して風が冷たく冬の寒さ。
 2月の終わりの日は春と冬が交錯した、季節の変わり目にふさわしい(?)一日だった。
 だが庭の花たちは確実に春の訪れを感じ取っていて、庭のあちこちに花が咲き始めた。
 庭には実のなる梅の木が9本ある。1本だけを除いてすべて花が咲いている。いちばん長くこの庭にいる古木がいちばんたくさんの花を咲かせている。
 父が10数年前に植えた6本の梅の木は、植えたときは同じ大きさの苗木だったが今は大きさがまったく違う。植えた場所の陽当たりや、他の木との競合や、植え替えをしたなどの条件の違いが木の生長に影響したのである。枝張りの大きさなどの見た目でいちばん小さな木といちばん大きく生長した木では数倍以上の差がある。

桃やスモモの木の下に青紫色のクロッカスの小さな群生が三つある

鉢植えのクリスマスローズ

花壇に植えたクリスマスロース

駐車場の横に植えた沈丁花
陽当たりがいいので花つきがいい
近づくと甘く強い香りがつーんと薫る

花壇でこぼれ種から大きくなった忘れな草も咲き始めた