梅の枝を切るなど庭仕事を少し

 おだやかな晴天が続く。朝6時頃の空は、西の空に朝焼けに染まった雲が浮かび、きれいだった。
 午前中、隣家との境にはびこる草取りをした。お隣の家もご主人が亡くなってから、家の裏側の草取りをする人がいなくなり、雑草がはびこっている。セーターなどの衣服に種がつく草が背丈近くまで伸びている。藪がらしがつるを伸ばし、椿の木に這いあがっていたのでつるを引っ張って取り除いた。せめてわが家だけでも少しきれいにしないと、荒れ果てた感じがいっそう強くなる。
 お昼前に近くのお寺に足を運び、お墓参り。数日前にお供えした花が萎れていた。花立には一滴の水も残っていなかった。水桶にたっぷり水をはり、萎れた花を水切りすると瞬く間に元気になったので花立に戻した。
 老犬ももこのことで、気づいたことがある。隣の部屋に眠っているももこを見ながら,蜜柑を食べたら、食べ終わった頃にむくっと起き、鼻をくんくんさせている。蜜柑の匂いが、ももこのところまで伝わったにちがいない。蜜柑の皮をむいたり、口にふくめば香りがするが、数メートル先の空気の中に漂う匂いは人間には感知できないので、犬の能力の高さを感じた。
 夕方近く、前から気になっていた梅の木の徒長枝を高枝鋏で切った。この梅の木の枝を切るのは三回目である。切っても切っても枝が伸びる。もう少し葉が落ちたら、交差している枝や混み合っている太めの枝をノコギリで切り、風通しをよくしたい。

9月半ばに種まきをした矢車草をポット鉢に植え替えた
本葉が4〜5枚出ている

鉢植えのパイナップルセージ(上)と、まだ咲き続ける百日草
秋の庭は弱くなっている太陽の光を惜しむように赤い色が多くなる