庭の紫陽花の絵を描き始める

 梅雨はまだ続くがわが家んの紫陽花はそろそろ終わりか。色褪せた花が多くなったが他の花より遅れて咲いてまだきれいな色の花が何本かある。その2本を切って、さらに柴犬レオに手向けたまだきれいな紫陽花と組み合わせて絵を描くことにした。

 居間のテーブルに置いて、午前中と午後の数時間をかけで鉛筆で下描きをした。

 紫陽花の装飾花は4枚の花びらが数えきれないほど重なって、手毬のかたちになっている。花びらがひしめきあっているといってもいいくらいだ。

 これをそのまま写しとるのは至難の業なので、そんなことはしないがたくさんの花びらが重なって見えるように描くことにした。

 紫陽花の色付けもかなり難しいので、今日は鉛筆スケッチだけにした。

 花はあまりに日数をかけて描けない。色や形が日々変わるから。紫陽花は花のなかでは日々の変化が少ないほうだが、気がつくと花びらの縁が茶色を帯びていたりするのでなるべく早く描き終えたい。

 居間の食事をするテーブルに置いて描くので、早く描かないとパソコンをテーブルの上に乗せられない。ノートパソコンを床に置いてこのブログを書いている次第。

 

 紫陽花の絵は難しいが、柴犬レオや老犬ももこがいた頃よく描いた。今見ると拙い絵と思うが、なつかしい絵でもある。

 今年の紫陽花がどんな絵になるか。歳月が絵に反映されるかどうか。

 レオやももこもわたしの絵を見守ってくれているにちがいない。