老犬ももこを病院に連れていく

 朝から雲が厚くたれこめ、午前中、にわか雨が降るなど不安定な天気の一日。
 いつものように5時頃起きて老犬ももこと散歩して6時頃、ももこの食事を出す。食欲はいつもと同じようにある。
 5月18日に動物病院に連れていったが、あれからほぼ一か月。血液検査で腎臓の状態を確認するためにももこを車で病院に連れていった。診療開始は9時からで、少し前に着いたがわたしたち以外誰も受診者はいない。9時少しすぎに名前を呼ばれ、診察室へ。診察台に乗ったももこは血液を採取する間、おとなしくしている。
 体重は10.38キログラムで一か月前とほぼ同じ。血液検査の結果は、腎臓の機能を示す二つの数値のうち、ひとつは改善し、ひとつは悪くなっていた。先生は「1勝一敗だね」と。Bun〈尿素窒素)は70から39へ。こちらは改善。クレアチニンは1,9から2,4へ。先生はクレアチニンの数値がノーマル(0.5〜1.8)から飛び出ているだけで、腎臓の機能の低下を示している。ももこの腎臓の約4分の1の機能が失われていると言われた。ただ、1か月前の検査では血液中の赤血球の量やヘモグロビン濃度が低く、貧血の兆候があったが今回はいくらか改善し、ほぼノーマルといっていい数値になった。先生より点滴治療の話はなく、タンパク質やリンを制限した食事を続けていくことがよいとのことだった。
 次は3か月後くらいに血液検査をすることにした。
 病院に着いた時から出る時まで、患者犬はももこだけで、スピーディに診察を受けられ、ももこもわたしもストレスが少なく、楽だった。
 先生にももこの年齢のことを聞くと、15歳はいっていない、12歳ですよとはっきりと言われ、気持ちも楽になった。
 ももこの食事は今まで通りの内容にして、ももこの体調や体重の増減を見ながら微調整はするかもしれない。


動物病院のももこ
他のわんこがいないので、待ち時間のほとんど、待合室を歩き回っていた