後ろ足の調子が悪そうな老犬ももこ

 雲が出て陽射しはそんなに強くなく、薄日がさす感じの一日だった。
 朝の散歩では気づかなかったが、お昼過ぎまで眠っているももこが起きたのでおしっこがしたいだろうと外に出すときに気づいた。玄関からたたきに降りるのをためらっている。外に行きたくないというより、下に降りるのが嫌そうな様子に思えたので、抱いて下に降ろすと庭で用をたした。10センチくらいの段差でも上り下りができないようだ。いつもならこのくらいの段差はぴょんと上がるのだが。
 午前中、ももこが眠っているとき、シャンプーをどこかのドッグサロンに頼もうと思い、二か所に電話してシャンプーにかかる時間や料金を確かめた。2時間かかるところと老犬なので1時間半ぐらいで終えてくれるというところがあり、短時間でやってくれるところに頼もうかと思っていた。だが、ももこの足の具合を見ると、外でシャンプーするのは無理だなと思った。シャンプーするならわたしの手でしてあげたほうがいい。ももこの様子を見ながら。また、今の状態では家でやるにしろシャンプーはしない方がいいと思った。
 ももこさんの里親探しをしていたボランティアグループはトリマーさんたちが活動しているので、ももこを引き取るとき、シャンプーは月に一回(してください)といわれた。このことが頭のどこかでプレッシャーとなり、早くシャンプーしなければと思っていたが、このプレッシャーから自分とももこさんを解放することにした。ももこに負担がないようにわたしが決めなければ、と思った。

オオムラサキツツジが咲き始めた


大輪のクレマチスが満開に


現代薔薇’スブニール・ド・アンネフランク’が咲き始めた