天気予報がはずれ曇天の寒い土曜日

 春のような陽射しの昨日と打って変わり、今日は雲が多く寒々とした天気だった。
 午前中、パソコンに向かっていると友だちから電話があり、2時間余りの長電話になった。友だちには年賀状を出したが返事がなく、どうしたのかなと思っていたので電話をもらってほっとした。どこかでお茶でも飲みましょうかと誘われたが、いまいち気乗りがせず、電話ですました。友だちのお父上が認知症を患い、排せつ物を手に持っていたと話した。ここ何年か数か月ごとに友だちと話すたびに症状が変わり、間違いなく病(やまい)は進行しているようだ。友だちは淡々と話していた。ケアマネージャーさんに父親の症状を話すと、別に驚きもせず、まだ○○ないだけいいですよと言ったそうだ。
 電話を切ってお昼ごはんの用意をして食べた後、しばらくして車で近くの図書館へ。予約した本が用意できたとメールの知らせがあったので、取りに行った。どこにも寄らず家に帰り、すぐ今度はお墓参りにでかけた。母の命日に弟が持ってくれた花は、鳥たちの好物だったらしく、金魚草の葉っぱは丸坊主になり、大輪の菊の花は啄まれて半分くらいになった。ストックの花も鳥の食べ物になったようだ。それでもまだお供えとしてはじゅうぶんなので水を替えてそのままにした。冬は食べ物が少なくお墓の花が鳥の餌になってしまうが、慈悲深い仏様はきっと微笑んで見ていることだろう。
 夕方、近所に買い物に行った帰り、すぐ近くに一昨年秋まで住んでいた知り合いのご夫婦が車でやってきたのに会い、お土産をいただいた。甲府盆地の一郭にある勝沼に引っ越ししたのである。ごご主人は短歌を昔から詠んでいるそうで、立ち話だが短歌の話で盛り上がった。ご近所付き合いをした人と引っ越した後に一年に一回でも会えるのはうれしいとと思った。


昨日撮った写真
近くの用水路ではカルガモと鯉が仲良く(?)同じ水辺を共有している


絞りの椿がちらほら咲き始めた
こちらも昨日撮った写真