梅干しの漬けこみとレオのアルバム作り

 朝から晴れて陽射しが強く暑くなった。朝6時ころ起きて庭に出たら、熟した梅がたくさん地面に落ちていた。傷の少ないものを梅干しやジャム用に拾い集めた。
 午前中早い時間に、昨日収穫した梅に拾った梅もいくつか加えて、梅干し用に漬けこんだ。熟した梅を1キログラム、塩75グラム(一般的梅1キログラムにに80グラムの塩を使うようだが少しだけ少なめにした)、お砂糖小さじ2杯弱、ホワイトリカー(梅酒用に使ったもの)を50CCほど。ホワイトリカーはカビの発生を防ぐために使う。
 冷凍保存用の袋に1キログラムの梅、塩、砂糖、ホワイトリカーを入れ、全体に行き渡るように袋を上下する。このやり方は昨年と同じ。梅の量が多い時は、ガラス瓶などで塩漬けするようだが、冷凍保存袋を使う方法に慣れたので同様にした。

梅から出た梅酢が漏れないよう念のため袋は二重にしている   



 梅の漬け込みが終わた後は、昨年6月15日に他界した柴犬レオのアルバム作りの続きをした。貼る写真が足りなくなり、再度写真を選んでプリントし、一枚一枚写真用のコーナーを四隅に漬けて、アルバムに張った。写真の枚数がいちばん多いのは、やはり2012年6月になった。2006年から2013年までの中で、2012年がいちばんレオと向き合った一年だったかもしれない。その前は父の介護や入院した父に面会に行くなどがあったし、さらにその前は仕事をしていた。2011年は父が亡くなり、気持ちが不安定だった。父の死後1年ほどたち、気持ちが落ち着いてきたのが2012年だった。

左側は2006年6月のレオ
右側は2007年6月のレオ(テープで張った小さな写真は、当時鉢植えで咲いていた白い合歓の花)

2011年6月のレオ

2012年6月のレオ

2012年6月のレオ

2013年6月のレオ
この三枚の写真を選んだ


まだアルバムは完成していない。メインの写真は張ったが、さらに小さな写真をテープで飾ってレオがいた6月がイメージできるようにしたい。小さな写真はレオが友だち犬と遊んでいるシーンや、庭の様子、咲いている花、散歩コースの風景など。
夕暮れ、買い物のため外に出たら、、暮れなずむ空がきれいで久しぶりに空を眺めたことに気づいた。明日は柴犬レオの命日、一年前の今日はどんな夕方を過ごしていたのだろう。憶えているのは夜になって、レオを道路に面した駐車場まで抱いて連れ出したことだ。夜寝る前のトイレをさせるためである。ちょうど散歩中の近所のチワワ君が通りかかり、レオはからだがふらつき斜めになってしまい、ほとんど立っていられない状態でも、チワワ君の方に近づこうとしたことを憶えている。わたしの脚に寄りかかっていたかもしれない。
 久しぶりに眺めた空。レオと外にいるときはよく空を眺めていた。家に帰ってレオを思い出し、泣いた。