庭には青色の花がいろいろ

 薄曇りの空から陽射しが注ぎ、風も心地よい一日だった。夕方は雲が空を覆い、明日は雨になりそうだ。
 今日は燃えるゴミの日なので、剪定枝を束ねたものや、ゴミ袋に入れたものをたくさん出した。常緑のベ二カナメは5月に落葉するらしく、落ち葉がいっぱいなので掃いて捨てた。朝いちばんのゴミ出しや掃除でぐったりと疲れた。
 朝食を食べた後、今日は庭仕事を休むつもりだったが、外に出るとつい目に入るものがあり、菊のさし芽を始めてしまった。さし芽をするには一か月くらい遅いが、自宅で楽しむのだから花の時期が遅くなってもかまわない、前々から伸びてきた菊の枝を見ると早くしないと、と思っていたが、衝動的に今日やったのである。20〜30センチほど伸びた枝を切り、水を張ってバケツに入れて10センチ程度に短く水きりして、葉っぱも一枚だけ残して取り除いた。
 親株は一鉢だけ残してぜんぶ破棄した。さし芽がうまくいかなかったら、この秋は菊が一鉢だけになるがあまり鉢が多いと水やりが大変だからしかたない。さし穂は2つの大きな鉢(25〜30センチ)にそれぞれ6〜8本ほど植えた。今までの経験によると、菊のさし芽は割りと簡単で失敗することはほとんどないから、水やりと鉢を置く場所さえ気を付ければ大丈夫だろう。
 午前中の作業を終えると疲れがマクシマムに。昼ごはんの後2時間ほど昼寝をして、深い水底から浮かび上がる感じで目覚めた。疲れが取れたとも思えないが、明日は雨だし、庭仕事は休めそうだ。 
 夕方の庭に出ると、青系の花がいつの間にか増えていた。薄いブルーのニゲラの花が一輪だけ今日咲いた。さらに薄い青のカンパニュラの花も今日初めて咲いた。青色の花には癒し効果があるような気がする。風に揺られる薄青のカンパニュラや濃い青のナデシコが目にも心にも優しい。写真には撮らなかったが、ベロニカの穂も青く色づいていた。


一輪だけ咲いたニゲラ
つぼみは風船みたいにふくらんでいて、ひげが生えてて可愛い



これも今日はじめて咲いたカンパニュラ
コロンとした花が風に揺れる姿は愛らしい


鮮やかで深い色合いの青は矢車草


'ニオベ’とかいう名前のクレマチス
赤みの入った華やかな青


ニオイバンマツリの花
香りがいい花だが今のところあまり薫らない