固定電話が不通になった

 午前中、栃木県の鹿沼に住む従妹に、大雪の影響を聞こうと思い、電話をしたがなんど番号を押しても呼び出し音が鳴らない。子機を使っていたので、電話機の故障かと思い、親機を使おうと思ったが、受話器をとっても通信音が鳴らなくて、不通なのだと気付いた。
 N○○東日本のカスタマーサービスに電話すると、故障係に電話するように言われる。大雪の影響で電話がかからないという問い合わせが多いと言う。故障係に電話するとすぐ調べてくれて折り返し電話をくれた。電話線が切れて不通になっていると言う。わが家は両親が何十年も使っているNの電話と、わたし専用のK○○Iの電話、2本の固定電話があるので、Kのほうを使い、携帯電話も使った。Kの固定電話はIP電話なので、電話線は関係ないのだろうか(いやインターネットを利用した電話なので、線でつながっているはず)。別の回線なのだろう。
 あの大雪で電話が不通になるということに、通信設備のもろさを感じて、やりとりしながらだんだん通信会社への怒りがこみ上げてきた。大雪が降ってから1週間近くたって、やっと気づいたのも我ながら釈然としない(これはこちらが悪いのだが)。そういえばいつもNの固定電話にかけてくる友人が珍しく携帯に電話してきた。あれは多分、固定電話にかからなかったのだ。あそこで気づいてもよかったのに、と思った。
 先週の土曜だったか、日曜だったか、大雪が降った後、道路に出る庭の通路の雪かきをしていたら、細いグレーの線が駐車場から家の方に伸びていて、先端が切れて雪に埋まっていた。わたしは駐車場のライトの電線かと思い、雪からかき出した長い線を駐車場の屋根の上に放り投げた。駐車場のライトはセンサー式だったが4年位前から点灯しなくなり、そのまま修理をせずに放置していたので、電線が切れても問題ないと思ったのだ。駐車場から家の外部のコンセントにつないだ線が切れたので、電気も通っていないと思っていた。だが電気の線にしては細かった。あの線はもしかしたら・・・・・と思い、駐車場の屋根の上を見に行くと、長い細いグレーの線はなくなっていて、確かめようもなかった。
 さて、あれはいったい何だったのだろう。明日、Nの工事関係者が家に来るのでそれですべてわかるだろう。
 電話が通じないのに1週間も気づかなかったことに少なからずショックを受けた。