庭仕事をぼちぼち

 天気は下り坂で、空には暑い雲がかかりはじめる。急に寒くなり、掘りごたつに入って過ごすのがちょうどよいが、身体を動かして過ごした。
 午前中と午後、庭仕事をぼちぼち進めた。午前中は金木犀の剪定の続き。引き続き、太い枝を切り落とし、かなりすっきりした。上の方の細い枝の剪定だけを残して終えた。上の細い枝は脚立に上っても届かないので、高枝バサミで切るつもり。切り落とした枝はそのままにして後片付けは後日に。
 午後は近く花屋さんでパンジーの花苗を2つ買い、細長いコンテナに、チューリップの小さな球根20個近くと植え付けた。パンジーの色は青紫とオレンジ色。チューリップは今年の春咲いたものを掘り起こしたので、球根が小さく花も小さいが色とりどりの花が咲くので5月には華やかになるはず。
 こうした作業を昨年の秋もやったんだなと思う。実は朝方、パソコンに保存した昨年11月の写真を見て、この時期はこんなことをやっていたのだと庭仕事の作業を確かめた。昨年の写真には柴犬レオが出てきて、手作りのフリースを着ているレオを見てなつかしくなった。レオのフリースは同じ柄同じデザインで3枚作り、ひと冬だけしか着なかった。でも昨年11月ころから今年の4月ころまで大活躍した。外に出るとき、庭で過ごすとき、寒い日は家にいるときもフリースを着ていた。レオにとって、フリースを着てよかったのかどうかはわからない。でもわたしにとってレオのフリースはいい思い出になっている。レオ、フリースを着てくれてありがとう。あなたは親孝行な犬だったね。
 レオがいなくなり、レオがいるとき同じように庭木を切り、花壇に植え付けをしている自分が不思議でならない。よく同じようにできるなあ!われながら変な感じがする。木を切りながら、土いじりをしながら、レオがいなくても同じようにやっている自分を確認しているところがある。変だなと思いつつ。どんな大切な存在が自分の側からいなくなっても、たいていの人は同じように生きていくのだろうか。



今日、剪定した金木犀
さらに上の方の枝を高枝バサミで切るつもり


テッポウユリの芽が今年も出てきた


初夏に咲いたエキナセアを切り戻したら
また花が咲いた
この花は宿根草なので冬の間、地上部が枯れるが
根は冬越しして来春また芽を出し花を咲かせる



エキナセアの絵を描いた
サインペンでスケッチして、水彩色絵具で色づけ