金木犀の薫る庭で

 午前中は陽射しが出たが午後は雲が空をおおい、蒸し暑さを感じる。少し前から金木犀が咲き始め、花の香りが庭に漂う。庭には2本の金木犀の木があるが、大きな方は7月初めに剪定したのであまり花付が良くない、駐車場の脇に植えたほうが香っている。
 朝は4時半ごろ目が覚め、起きたのは5時過ぎ。午前中の早い時間に庭に出て、半分ほどやり残したベニカナメの剪定をした。先月の20日前後に剪定を始めたが、いろいろあって中途半端なままにしていた。本当は9月20日から1週間くらいの間にベニカナメを剪定しないと、冬が来る前に赤い新芽が出てこない。昨年も一昨年も剪定時期を守ったが今年は体力と気力が不足した。来年は木の茂り具合を見て、年に一回の剪定にしようかと考えている。
 心の中で柴犬レオにいっしよに庭に行こうと誘い、金木犀の薫る駐車場横のベニカナメを切った。だんだん樹勢が衰えてくる気がする。数年前はベニカナメと格闘するような気持になるほど、葉や枝が茂り、剪定が大変だったが今年はかなり楽である。楽なのはいいが寂しさも感じる。
 作業は1時間半ほどやって1時間ほど休み、また小一時間やった。これだけで1日分の仕事をした気持ちになった。
 午後はお昼ご飯を食べた後、疲れが出て昼寝。最近は庭仕事と昼寝がセットになった。


金木犀の香りは、父母がいた頃、レオがいた頃の日々につながっている


剪定した後のベニカナメ
ひと休みして剪定枝を片付けた


スモモの木に毛虫を見つけたので、枝を切って落とし
殺虫剤をかけた
この前の毛虫と同じ種類だが、まだ小さい(3センチ前後)