老犬レオの絵と福袋

 新年になって初めての柴犬レオの絵を描いた。
 昨年秋以降、描いていないので久しぶり。昨年秋、一時、食欲がなくなり、がくっとやせた。今は7,7キログラムしかない。やせて、縮んだように見えるレオを描くのがなんか辛くて落ち葉などを描いていたが、やはり、レオを描かなくてはと思った。
 わたしにとっていちばん描きたいモデルで、いつでも描けるわけではないと今朝、気づいた。
 朝、布団で寝ているレオを描くが、じっとしていないので描き始めの姿と終わるころではだいぶ違っているが、最初の姿で通した、彩色は動いてもなんとかできる。
 ぜんぶを描き終えないうちに動かれるとやりにくので、急いで鉛筆を動かす。このときの緊張感がいい。
 レオはひとまわり小さくなり、頬はこけ、腰の肉も少なくなり、手足も細くなった。痩せたので腰の所にできている腫瘍(水がたまっている)が目立つようになった。
 毛もぼさぼさした感じになった。前はふさふさしていたのに。
 こうしてレオの姿を描きとめることができるのはいつまでだろうか。そんな思いもふとよぎる。


 お正月用の買い物を少なめに買い込んだので、4日目に冷蔵庫はほぼ空っぽになった。野菜だけはだいぶ残っているが。夕方、駅前のスーパーマーケットに車で買いだしに行く。買いものを終えて同じビル内の2階に足を運んだが、衝動買いで福袋をゲットした。染物や織物の生地で作った、洋服から小物、インテリアなどを売っている、奈良に本店がある店の支店である。
 福袋といっても、包装がゆるいので中をのぞき見ることができる。だいたい何が入っているか当りをつけ、店員さんがクッションカバーが入っていますと言った袋を買った。ところが家に帰って開けると、クッションカバーと言ったものは、テーブルセンターだった。その他は、事前のチェックと変わらないもの。さっそく電話をして、事情を話すと、ご案内が間違ったので取り替えさせていただきますとの返事。他のものはそのままでクッションカバーに変えることにして電話を切った。
 福袋なんて、8年くらい前に買ったきり買っていなかったので、買う気になったこと自体が不思議。すべての方たちにいろいろな福がやってくる年になりますように・・・・・・・・。

真ん中の赤いのは文庫本サイズのブックカバー
ペットボトルカバー(左下)、ポーチ(紫色、右下)、ペンケース(左中)、しおり2種(右上)、懐紙(左上)
下に敷いているのがテーブルセンター
他にも香りの小物、趣向をこらした一筆箋が入っていた