夾竹桃の剪定、続きをした

 午後から小雨がぱらつく天気だったが、午前中は曇りで身体を動かすにはちょうどいい気候だった。
 老犬レオは昨夜は夜中過ぎに最後の散歩をゆっくりした後、わたしの横で眠りにつき、そのまま目を覚ますことなく、眠った。起きたのは午前10時ころで、外に出したがなかなか用を足さなかった。
 それでも1時間くらいは家の前の道路と駐車場を大回りしながら歩いていた。一度、家に入るとまた外に出たがり、20分ほどいて、家に戻り、おしっこをしないまま、朝ごはんを食べさせたら、ほとんど食べた、昨夜に続き、小さいクロワッサンもひとつたいらげた。
 食後、わりとすぐ外に出すと今度は用を足した。
 午前中、外にいたがるレオにつきあって、わたしも外にいたが、何にもせずに突っ立っているのも退屈で、途中、レオを駐車場に入れ、門扉を閉めて、夾竹桃の剪定の続きを始めた。
 脚立に上り、ノコギリでぎこぎこ太い幹を切り倒す。横に広がっている枝と、一段高くなっている枝を中心に切った。大なたを振るう。ということばがあるがそれに近い。だが大なたを振るいたいが振るいきれないところがある。性格的なものか。
 夾竹桃は中途半端な剪定ではどんどん大きくなる、ここ数年の成長ぶりを見てそう思った。できるかぎり剪定した。これ以上剪定すると、パラパラ過ぎて寂しくなるというところまで。
 前回の剪定とあわせて、主に太い枝を20本くらい切った。

 老犬レオは昨日から抗てんかん剤の服用を再開した。昨日は6分の1錠を6時と21時に飲ませた。今日は13時半に一回目を飲ませた。おおよそ12時間おきに服用するが、寝ているときもあるし、起きたばかりに飲ませるのも嫌なので、12時間を過ぎても飲ませないこともある。
 夕方、家の前でレオといたら、ウォーキング中のおじいさんが「いつも仲がいいねえ」と声をかけて通り過ぎた。歩いてきたレオがわたしの足に寄りかかったので、なでなでしていた。
 食後の夜の散歩中には、レオより3か月くらい年上のラブラドール・レトリバーの飼い主さん夫婦が通りがかり、よたよた歩いているレオを見て、うちのも同じだね、と言った。まだ毛艶がいいから。うちのは皮膚病にかかったみたいで。
 同じ高齢犬の飼い主さんとはやはり、話しが合うというか、いろいろ話したくなる。年をとるとこういうことがある、こうなることがある、という情報は参考になるし、気をつけようとも思う。ただ、時間の経過とともに衰えてくるという話はやはり、聞くのもするのも辛い。
 この夏の暑さは高齢犬には堪えたようだ。


剪定後の夾竹桃
この方向からだとまだ広がって見える

この角度だとすっきりしている


9月9日から20日くらいまでに剪定したベニカナメ
赤い新芽が出てきた
新芽が順調に成長し、
冬の時期に赤い葉が楽しめるといいな