嵐の後で

 
 昨夜の風は本当にすごかった。深夜になってに愛犬レオを外に出したとき、駐車場横のフェンス沿いに植えたベニカナメモチが風にあおられ、傾いているのを発見。こうこうとし輝くお月さまを見ながら、応急処置で木をもとにもどし、ロープをまわしてフェンスにくくりつけて支えた。
 翌朝見てみたら、ロープがゆるんで木が傾いているのでしっかり固定した。午後になってさらに根元に土をかぶせて踏み固めたり、枝を剪定して上を軽くしてやった。多分、駐車場をつくるとき、太い根を切ってしまったので強風で根元がゆるんだのだ。隣に植えたベニカナメモチに比べ、芽吹きが良くないのはそのせいだったのだろうか。他に2本のベニカナメモチの根を切ってしまったため、枯れたので植え替えた。かなり、大変な作業になったが強い風で根から抜けてどこかに飛んで行ったりする可能性のあるので、昨夜の嵐がきっかけとなって植え替える気になった。新しい苗木は2本用意していた。枯れた木の太い枝をノコギリで切って樹高を低くし、最後に根を抜いた。地上部の大きさに比して、根がほとんど張っていないのにはびっくり!だから、枯れてしまったのだろう。
 他には地植えにして、剪定枝の支柱につるをからませておいたクレマチスの雪おこしがダメージを受けた。5本のつるが伸びていたが5本とも途中で裂けてしまい、セロテープで裂け目をくっつけてなんとか応急処置した。クレイマチスは昨日、つるをもっとしっかり支柱に止めるなど、風対策をしようと思っていたがうっかり忘れてしまったのだ。
 愛犬レオは午前中、クレマチスの手当て(?)をしているとき、庭に出て、うろうろ歩いたり、ときどき日向で座って休んだ。日差しに当たっているので疲れたのか日陰に移動したりしたが家に入りたいそぶりを見せたので、わたしも作業を終えていっしょに家に入った。



用水路沿いのソメイヨシノもここまで咲いた


ワスレナグサは花壇の主役


強い風にも負けないスミレ


桜の木の下のレオ