ひさしぶりに庭仕事

ちょこちょこ庭の掃除や手入れはやったが、まとめて庭仕事をするのは久しぶり。
家の裏手に植えたムクゲの剪定と、通路の草むしりをした。
夏ほどではないが冬でも油断をすると雑草が大きくなっている。
ロゼッタ状に地面に葉をぴったりくっつけて伸ばした草を、スコップで掻きとるように取り除いていく。
草をむしった後は、常緑のベニカナメや落葉樹のムクゲの落ち葉も掃き集めてきれいにした。
その後は、去年買ってそのままにしていたガーデンシクラメンと、
今年買ったバラ咲きのジュリアンの苗を鉢に寄せ植えした。
目分量で赤玉土を7割、腐葉土を3割、庭の土を少量、肥料を混ぜて植えこんだ。
午前中に1時間半ほどで作業は終了。
庭のあちこちに球根を植えっぱなしにしているので、どんな具合か見てみた。
イングリッシュ・ローズの根元近くに、ムスカリが去年の秋ごろから長い葉を伸ばし、
その側に小型スイセンの’テタテイト’が小さな芽をたくさん出していた。
ブルーベリーの木の後ろには、鉄砲ユリの葉が青々と20センチほど伸びている。
同じ木の横手には、’タヒチ’という品種のスイセンの尖った芽が7つほど。
ヒヤシンスやチューリップの球根は地面の下にあり、地上部は影も形もない。
いちばん、この季節に見てうれしい球根の芽生えは、クロッカスだ。
桃の木の下に植えっぱなしにしたクロッカスが、固くなった地面を持ち上げるようにして葉を伸ばしていた。
ここはクロッカスにとってあまり好きな環境ではないのだろうか。
年々、芽を出す数が減っているような気がする。
去年はもう少し多かったように記憶している。
去年、クロッカスの花がはじめて咲いたのは2月2日。
立春の一日前だったように思う。
黄色い花が一輪咲いた。

今年も多分、クロッカスがどの球根よりも早く花を咲かせてくれるだろう。


ピンク色の濃淡でまとめた寄せ植え


鉄砲ユリの葉


クロッカスが芽を出した桃の木の下