ぬか床づくりと腐葉土づくり

紅葉したモミジ

日中は暖房を入れない日が多いので、フリースのひざかけをかけてお昼寝


午前中に近所の店で、いり糠を買ってきた。
落ち葉の発酵を促して、早く腐葉土にするために糠を入れるといいと何かの機会に知ったからだ。
毎年、この時期に、庭の落ち葉を集めて、45ℓのゴミ袋に入れ、適量の水と糠を入れて仕込みをする。
いつもだと、残った糠は捨てていたのだが、今年は大震災があったことも影響しているのか、捨てずにぬか床を作ってみることにした。
腐葉土づくり用に、少しの糠をとりわけ、残りがぬか床用になる。
100g弱の食塩を600cc弱の水に入れ、煮立てて完全に冷まし、小ぶりの容器に入れた、いり糠に少しずつ塩水を入れてかきまぜる。
味噌くらいの固さになるまで、と説明書きにあるがよくわからないので、
適当な固さになるまで塩水を入れて混ぜるを繰り返し、できあがり。
毎日数回、空気を入れるために底からかきまぜ、5日くらいで発酵してうまみの素となる乳酸菌が出来るそうだ。
そこで、はじめて野菜を漬けることができる。
ぬか漬けがそんなに好きというわけでもないが、好奇心もあり作ってしまった。
本当は花壇に必要な腐葉土を作るのが、本来の目的。
次に腐葉土づくりにとりかかった。
柿の葉や桜の葉をゴミ袋4個分集め、上に糠と水をふりかけ、軽く手で天地返しをして下のほうにも糠と水をふりかけた。
雨水が入らないように袋をしばり、袋に木の枝でたくさん穴をあけた。
落ち葉が発酵するためには空気が必要だからだ。
こうして、1か月くらいはそのまま放置。1月末と2月末くらいに袋の中を天地返しをする。
3月になり、暖かくなったら、頻繁に袋の中の葉をかきまぜ、引っくり返す。
空気を入れた方が発酵が進むらしいので。
ただ、来年は畑がなくなったので、腐葉土もそんなには使わないかもしれない。
ふとそんなことを思った。