今日は調子が悪そうだ

昨日は温かかったのに今日は一転して北風が吹く。わが家の老犬は朝から調子が良くない。昨晩も真っ暗な部屋の中を歩き回っていたし、ぐわぐわと喉を鳴らしていた。こちらも目が覚めてしまい、首のあたりをなでたら、体を預けてきた。布団をかけてあげたら、そのまま眠った。14歳半になるが昨年暮れあたりから、神経症状が出始めた。狭い所に頭をつっこんだり、右へ右へと回るようになった。その場で回るのではなく、少し大回りする。夜泣きはしないが、昼間、姿が見えないと悲しそうな声で泣いたりする。
今朝の散歩の時はくるくる回るのがいつもよりひどくて、わたしもいっしょになって回った(笑い)。ほとんど進まない。業を煮やして抱き上げて、場所を移動した。そこでも回っている。ときどき、お尻を軽く押して真っすぐ歩かせるようにして、なんとか一区画くらい歩いた。
寒くなり、犬にとって暑いよりはいいのではないだろうか。気温の変動が大きいのがいけないのだろうか。
この犬に神経症状がでたのは年齢のせいもあるが、ここ3〜4年の環境の変化が大きかったのと、救急車が家に何回も来て、家族が運ばれて行くのを見たショックもあるのではないかと思っている。びっくりした不安げな顔つきで、家族の側から離れない犬を救急隊員が追い払ったり、わたしが救急車に運ばれて行った時はびったり側について離れなかった。幸い、わたしの場合はその日のうちに家に帰れたが、帰ってきたらすごく悲しそうな声で鳴きだしたので胸がしめつけられた。
こんなことが何回もあったので、神経の歯車がおかしくなってしまってのではないだろうか。
そういうわけで、過ぎてしまったことはやり直せないが、老犬の心のケアをなんとかしたいと、毎日、気を使っているのである。
わが家のハロウィーンは鉢植えのピックで楽しむ。
写真のように首を曲げていることが多い。