奇妙な夢を見た

 一昨日、いいほうに向かっているとブログに書いた風邪だが、あまり良くない状態が続いている。昨日の夜9時前、37,3分の熱が出たので解熱剤を飲んで、そうそうに眠りについた。

 夜中の12時頃目が覚めた。変な夢を見て、その途中で覚めたのである。

 見たことのない女性がわたしの友だちになっていて、彼女が自殺をさせられそうになるのを助けると言う夢だ。その友だちを抱き上げて災難から遠ざけようとした。

 かなり衝撃的な夢だったので、そのあと眠れなくなった。

 自殺をすすめる男の笑顔と、抱き上げた女性の軽さが妙に残っている。自殺幇助の不気味な装置も出て来た。なんじゃこれ!と言う感じ。

 最近、テレビでいろいろな事件、またハマスイスラエル侵攻が生々しく放映されている。金銭がらみか何か知らないがなんでこんなことをするの!という事件。ハマスが境界線をやすやすと超えてゆく映像は衝撃的だった。国境というものはかりそめのもので、簡単に越境できることを視覚的に見せてくれた。もちろん、それなりの代償を支払う覚悟がいるが。

 わたしのこころを襲った衝撃のインパクトが奇妙な夢になったのではないか。

 人間はそんなに悪い生き物ではないと思いたい。思いたいが現実に起こる出来事は想像を超えるものがときとしてある。だがわたしにはわたしの生き方がある。いつも最善をつくして生きていきたいと思う。

 

 今日、日曜日は朝から冷たい雨が降る。今日こそ買い物にも行かずに家にこもることにしよう。早く風邪がなおるようできることはしたい。

 風邪をひいてすぐしたことは香水のにおいをかぐこと。強烈な香りがして、コロナとの違いを確認した。

  午前中、友だちからラインがあった。わたしが風邪をひいているのを知っている友だち。もう治った?と聞かれ、まだ、あれから熱が出たと答えた。友だちはジンギスカンをレアで食べて吐き戻してしまったとのこと。友だちは食べた夜に吐き、一緒に食べた息子さんは吐くことはなかったが翌日、高熱が出たようだ。

 友だちとのラインのやりとりで、なんとなく気分が回復していた。変な夢を見た後味の悪さが消えていった。

 午前中、気持ちが落ち込んだのを和らげようと、スマホのラインを見たり、電話の着信記録を見ているとき、不意に電話するつもりがなかった友だちの電話番号をタッチしてしまった。あわてて切ったのだが、たぶん相手のスマホに着信記録が残るだろう。なんて思うかな。急用と思うだろうか。

 しばらく心配していたが電話をしてしまったことをいつのまにか忘れていた。

 すると夕方にその友だちから電話があった。わあ、うれしいけれど、何と言おう。正直に間違って触れてしまったと言った。そうですかと友。どんな用事と思ったんだろう。なんか期待していなかった返信があってとてもうれしくなり、しばらく電話で話した。急に寒くなったけど、体調は大丈夫ですかと聞かれ、風邪をひいていることを伝えた。友だちの知り合いにもインフルエンザにかかっている人がふたりいるという。わたしはふつうの風邪だがなかなか治らない。

 友だちの声を聞いてこんなにうれしかったのは久しぶりだ。なんか遠い昔はうれしかったのだが、最近、気持ちが素直ではなくなった。素直さをとりもどせた。ありがとう。返信をくれて。