炬燵布団をコインランドリーで洗い、カバーをネットで注文

 今日もうすら寒い一日で、暖房がないと寒くてたまらないほどではないが、なにか暖めるものがほしい感じだ。

 そろそろ炬燵の季節と思い、納戸にしまってある炬燵布団をコインランドリーに持って行き、洗濯した。コインランドリーは一年に一回行くかいかないか。大型の洗濯機兼乾燥機を使うか、小型の洗濯機でいいのか、炬燵布団を持ってうろうろしていると親切にこうしたほうがいいとアドバイスをくれる人がいた。大型のドラム式の使い方も教えてもらい、洗濯を開始した。

 洗濯と乾燥合わせて1時間、千円である。千円は百円玉を投入する。

 洗濯機の前に置かれた椅子に座り、自分が入れた炬燵布団が洗われているのをときどき見ながら、横山未来子さんの歌集『窓の蝶』を読んだ。365日、毎日1首づつが詠まれている。一か月と半分くらいに。洗濯のあいだに読むことができた、スマートフォンを持ってくるのを忘れてしまい、自分の短歌を作ることができず、不自由な思いをした。

 やや湿り気が残っているようにも思う炬燵布団を持って家に帰った。

 炬燵布団は今日洗濯した、一昨年買ったものを使うとして、新しい炬燵布団カバーがほしいと思った。昨年もネットで探してみたが気に入ったのがなかった。昨年は炬燵布団の上にかぶせる一枚の布のような古いカバーを使った。亡くなった母がたぶん今から30年以上前に来客用に使っていたもので、古びてはいるがそんなに傷んだりはしていなく、汚れてもいない。両親が年老いて、わが家に来客がなくなってからずっと仕舞われてきたものである。それを数年使ったが、今年は新しいものにしたかった。

 ネットを見ると、そんなに探さないうちに、これなら良さそうと思うものが価格もまあ手頃で売りに出されていた。大きめの格子柄で、緑色系とパプリカという赤系の色がある。パプリカのほうが部屋が明るくなるし、あたたかそうなのでこちらを選んで、買い注文を入れた。

 あとはできるだけ早くわが家に届いてほしいだけ。ただ、時期的に混んでいるみたいで、正式に価格を書いたメールは3日から1週間の間に届くと、ことわりのメールが来た。買い注文を出してから、次のメールがあまり遅いと不安になるだろうと言う配慮だろう。正式なメールが来てから前払いで支払ってそれから発送なので、そんなに早くは届きそうにないのがやや心配。寒くなったら、前のカバーを使って炬燵を出してもいいから、ゆっくり待つことにしよう。