昨夜の地震、すごい揺れだった

今日、日曜日はおだやかな晴天が広がり、気温があがった。

春が来たみたいで、日中だけでなく夜になってもエアコンの暖房がいらないほどあたたかい。

 昨夜の地震が嘘みたいに思えるが、もちろん嘘ではない。土曜の夜11時過ぎ、トイレから出るとき、異様な音がして小刻みな揺れがはじまった。

 異変を感じて急いで玄関に走り、扉を開けたころは揺れは激しくなり、どんどん強くなる気がした。

 玄関の靴箱の上に置いた重たいガラス製の花瓶が揺れていて、それを見てただ事ではないと思った。

 やがて揺れは収まってきて、テレビをつけると東日本大震災の被災地近くが震源地震とわかった。広い範囲が軒並み震度6強の揺れとなっているのを見た。

 夜なので被災地の様子はそれほど伝わってこなかった。

 揺れ方がいままで体験した地震とは全然違うので驚いた。10年前の東日本大震災の時はもっと横揺れの幅が大きく、地面に立っていられないくらいだった。今回は小刻みに激しく揺れた。

 地震があったせいか、昨夜はいつものように眠れなかった。眠りにすぐついたが5時間くらいの睡眠で目が覚め、そのまま起きた。

 日曜日の早朝からNHKでは昨夜の地震を報じていた。

 いつものの日曜の朝のようにNHK第二で短歌を見て、体操をやって、俳句も見た。

 同じような一日のはじまりだが睡眠不足のためか、あまり活動的にはなれなかった。

ほとんど家の中にいて、テレビのニュースや報道番組を見たり、新聞を読んだりした。

10年前に被災して、今回も被災者になった方たちの嘆きを聞いて、心底お気の毒に思った。わたしの水害にあったことがあるので、被災した後の後始末、復旧がとても大変なことがわかる。一生に一回だって大変なので二回目もあったらどんな気持ちになるだろうか。

 最近、源氏物語を興味を感じるようになり、家にある与謝野晶子訳の『源氏物語』を少し読んだ。玉葛や柏木、夕霧などが登場するあたりだ。「篝火」という短い巻を読んだ。光源氏が36歳のころの華やかな宮廷生活の一場面が書かれている。庭に篝火を焚くという優雅さに魅せらたと同時、少し離れた篝火の明かりが玉鬘を美しく見せるという演出になるほどと思った。

 昨日、障子張り替えがうまくできたので、さらに他の障子も張り替えたくなり、障子のサイズを計って必要な紙の量と値段を計算した。

 機械漉きで、木の繊維をそのまま残し、風合いのある紙を選んだがやや生成りがかっている。木の繊維をていねいに取り除いた紙もあるが、こちらはほぼ真っ白である。価格的には真っ白なほうが手間がかかっているので少し高くなる。

 部屋を明るくするには真っ白なほうがいいかもしれないが、生成りのほうが自然な雰囲気があるのでこちらを選んだ。

 

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昨日張り替えた障子

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少し遅れて咲いた白いクロッカス

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ひとつだけ咲いた黄色いクロッカス、たくさんつぼみがあって一月中に咲いた花もあったが見逃してしまった

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白梅がかなり開いた

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