今日も猛暑日。
日中は近所の買い物に二回行った以外はずっと家にいた。
午前中、玄関のチャイムが鳴るので出ると、近所の友だちがいて、少なくて悪いけれど・・・・と言いながら、パッションフルーツをひとつ渡してくれた。
この前、アクリル毛糸で編んだタワシを上げたのでそのお礼だろうか。何かを友だちにあげたとき、お返しは気にしないでほしいが、こうして気づかいを示してくれたのはうれしい。
家にあがって老犬ももこにお線香をあげてくれればと思ったが、今日は急いでいるので命日に来ると言い友だちは帰った。
その後すぐ、またチャイムが鳴り、こんどは郵便配達の人だった。小さな小包を受け取り、差出人を見ると浜松の友だちの旧姓が書いてあった。実家を継いだ友だちの妹さんからの小包だった。
この前送った香料のお返しである。少額だったのでお返しは不要と伝えたのだが、こうして送っていただきかえって恐縮である。
夕方近く、こんどはわたしから近所の友だち(さきほどの友だちとは別の)にワインをこの前洋服をもらったお礼に持って行きたいと思い、電話をすると、そんな気遣いはしないでほしいと言われた。かえって古い洋服をもらってくれて、こちらが感謝したいくらいだと。受け取ろうとしないのであきらめると、鯵の南蛮漬けをたくさん作ったのであとで持って行くと友だち。
友だちがわが家に南蛮漬けを持ってきてくれたので、短い時間だが家に上がってもらい、最近描いた絵を見てもらった。麦茶を飲みながら少し話した。夕食の支度は在宅ワーク中の娘さんがしてくれるようだ。
届け物、いただきものが重なり、にぎわいのある土曜日だった。
キッチンに麦茶を沸かす香り立ち朝の庭にし法師蝉鳴く
少なくなる麦茶の入る袋には過ぎ行く夏の時間があった
個性ある姉妹のごとく咲きそろう百日草が夏空見上ぐ