朝顔が一つだけ咲いた

 今日も気温が上がり、湿度も高い。朝早い時間からエアコンを入れて、日中は近所に買い物に行く以外は家にこもっていた。

 昨日買った向田邦子の『向田邦子ベスト・エッセイ』を読んだり、9月3日必着の明治神宮記念総合歌会に送る短歌を考えたりした。

 8月31日には総合歌会に向けて1首を送りたいがいまのところ、これはという短歌ができていない。

 今年の夏は5月に種子を蒔いた草花のほとんどが不調だ。ヒマワリは一応咲いたが花期が短く、あっけない感じでこんなものかと思った。百日草は発芽までは調子がよかったが、その後の生育が悪く4つの苗しか育たなかった。花壇に植えた4本の百日草はやはり本数が少ないので見た目が寂しい。朝顔は発芽はしたがやはり生育が悪く、最初に定植した5本はすべて枯れてしまい、追加で植えた4本のうち2本だけがいまのところつるを伸ばして花を咲かせてくれる。

 その1本が今日は青い花を咲かせてくれた。ただの青ではなく、紺瑠璃、藍色、群青色・・・・・凝った色名で呼びたい気がする。この色が朝顔では一番好きな色である。

 

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 昨日はわりとよく眠ったほうなので、日中眠くてたまらなかった。居間の隣の仏間で畳にごろごろした。昼食後、仮眠をとっていると固定電話が鳴り、起きて子機をとるが切れてしまった。起きたついでに本を読み始めるがまた眠くなり、ごろんとなった。

 しばらくして起きて居間でパソコンをいじっているとスマートフォンの着信音が響き、見ると友だちからのメールだった。数日前に送った北斎の絵葉書ありがとうと言うメールだ。北斎の画業を褒め称える友だちは暑い夏を嘆いている。パラリンピックはバスケットボールがおもしろいとすすめてくれた。

 夕方になり、歩いて急な坂を上り、最寄り駅の近くの商店街に行った。夕食に必要なものと明日の朝食用のパンを買った。

 電車に乗り二つ目の駅で降り、いつも行く駅前の喫茶店に入り、今日は短い時間で出た。帰りはバスに乗った。