雨が降る前に梅、姫柊、雪柳などの枝を切る

 今日は夏至。一年でいちばん日が長い日だ。朝から雲が多い空だったがそれでも午前中は陽射しがさした。

 天気予報を見ていなかったので、やがて雨が降るなどとは思わず、

午前中の早い時間、庭に出て気になる木の枝を切った。

 まず、陽当たりがよくなそれほど大きくない梅の木の花後に伸びた枝を切った。父が13~4年前に5~6本梅の苗木を買ってきて植えたのだが、同じ大きさの苗木が陽当たりのいい場所に植えたものはかなり樹高も枝の広がりも大きくなっている。それに比べ今日枝を切った梅の木は貧弱で、ここまで違うかと思う。

 次にこれも父が梅の木と同じくらい前に植えた姫柊の伸びた枝を切った。こちらは2本切った。ちくちく棘のある葉っぱに突っ突かれながら、ときどき痛っ!と言いながら。

 次に駐車場の横、わたし車の出入り口のあたりに繁っている雪柳と山吹の枝を切った。さらに駐車場の横に植えたミニバラの花が終わった枝も切った。このあたりから雨が降り始めたが小雨なのでそれほど気にしなかったが、それでも長い間外にいると衣服が湿ってきそうなので、伐った枝をゴミ袋に片付けて切り上げた。

 その後は小雨が降ったり止んだり。数度買い物に行った以外は家で過ごした。

 昨日の夕方近く、貸出期間を過ぎた本を返しに図書館に行ったがその時新たに借りてきた本を読んだ。前登志夫さんという歌人(平成20年他界された)の歌を同じく歌人ん藤井常世さん(平成25年他界された)が選んで鑑賞している本で、前も借りた記憶がある。

 前に借りた時は全部読めなかったようにおぼえている。前登志夫さんの歌には興味があり、心魅かれるものがあるのだが読むことが難しいという気持ちもあり読み進めなかった。だが今回は前より読めるようになった。

 この本を書いた藤井常世さんはわたしが短歌を始めるようになった平成25年、明治神宮の歌会で講師と受講生というかたちでお会いしている。お会いしてほどなく藤井さんは亡くなられ、次の歌会はなかった。最近になって、もっと藤井さんから短歌を学びたかったと思うようになった。こんな気持ちもこの本を借りた理由のひとつだ。

 午後は一時雨が止む時間があったが、現在4時45分、少し前から雨が降り出した。雨足が強く、雨音が少し開けた窓から部屋のなかにまで入ってくる。同時に少し気温が下がったようだ。

 

朝明けより庭に鳥らは鳴き交わし静かに戸開くるわが耳が聞く

 

夏至の日の朝明け近く戸開ければ鳴き交わす鳥らの声届く

 

耳傾ける吾に気づくや鳥影が葉繁る梅の木より飛び立つ

 

 

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雨が上がっていた夕方近くに撮影、びっくりするほど背丈が伸びた鉄砲百合

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八重の梔子、今年は花つきがよくない

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周りの草を抜いたりなど少し手入れするだけで花数が多くなった、エキナセア

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手前が白い小花を咲かせるカラミンサ、すぐ近くにキバナコスモスがこぼれ種から成長している

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千両の花、地味だが晩秋に赤い実をつける