百日草の絵を描く

 台風が過ぎ去って暑さが戻ってきた。お昼前からエアコンを入れて過ごす。
 居間の卓上に置いた花瓶に百日草を活けて、昨日は鉛筆で描いた下絵に色付けをした。
 朝居間に入ると花瓶のなかの百日草が一本しおれていた。よく見ると草丈が短いので茎が花瓶の水から出ていた。すぐ洗面器に水を張り、しおれた花を水切りして数時間水を吸わせた。花が元のように元気になったので花瓶に戻した。
 百日草の花の色が一日たっただけで少し変わった。色合いに陰りが出てきた。数少ない葉っぱのかたちも変わった。丸まっていたのが元気に伸びていたりなど。
 なるべく急いで色付けをしたつもりだがぜんぶはできなかった。
 目高の卵を孵して、赤ちゃん目高が二匹泳いでいる入れ物をうっかりと足に引っ掛けて倒してしまい、目高はあえなく昇天してしまった。先の尖った鉛筆で1cmの線を描いたくらいの小さな小さな命だが思ったよりがっくりとした。
 ほぼ衝動的に車に乗り、近くのホームセンターに行き、緋目高を5匹買った。卵を孵して増やそうと思ったが無理そうなのがわかったので、新しい目高を買うことにしたのだ。
 目高の入れものを引っくり返していなかったら絵を描き終えていたかもしれないが・・・・・・ちょっとしたアクシデントは日常生活にもよくあることだ。

 ジャカランダの高さを詰めるために、枝葉が出ている幹の上のほうを切った。こうするともっと幹の下のほうから新しい枝が出るのではないかと期待してのこと。ジャカランダは熱帯花木なので夏の間は成長を続けると思うので。


今日はここまで描いた
気が向いたら夜も描くかも