「雲」というお題で歌を詠む

 昨日は月に一度の明治神宮歌会の日で、朝10時過ぎに家を出た。柴犬ミックスのももこが家に来てからはじめての長い外出なので後ろ髪をひかれたが、えいやーと外出。里親を探していたももこの情報を教えてくれた犬友だちが、お昼頃散歩のためにわが家に来てくれることになった。
 今日の歌会の当座は「雲」。佐伯裕子先生が講師としていらした。参加されたみなさまの歌は雲ということばを自由に解釈して読んだものがいくつかあり、刺激を受けた。佐伯先生は70首ほどの提出歌をていねいに寸評されたので、歌を詠んだ本人もそうでない人もとても参考になったと思う。
 わたしが詠んだ歌はこんなふう。最後の方の柴犬レオとの暮らしを思い出しながら詠んだ

 夜泣きする老犬を看た早朝の朝焼けの雲は目にしみにけり

 こんな歌も詠んでみた

 わが友は病室にあり絶句詠みき「夕焼けの雲にのりたし」と
 夕空に魚の骨のような雲ひろがりゆく遠い日に似て
 クレバスの割れ目に似たり濃紺の夜空 厚い雲の向こうに
 白雲は艶めいて土手に彼岸花 赤シャツのジョガー走り去りたり


 ももこの散歩を頼んだ友だちよりメールが届いた。元気に歩いたようだ。歌会の後に所用があり先生の講義を中座した。こんなことははじめてで、先生に申し訳なく思った。また、これからもこの歌会には続けて参加したいと思った。

 今日のももこさんは、昨日、朝昼夕方と長めの散歩をしたためか、わたしの外出で気持ち的に疲れたのか、朝の散歩がとても短かった、朝ごはんの後は炬燵のある居間で気持ちよさそうに眠っている。




これは今朝撮った写真
スモモの白い小さな花が咲き始めた
6〜7月にはスモモの実がたわわに実りそうな予感がするが
うれしいようなうれしくないような


大きなプランターに寄せ植えしたヒヤシンスが咲き始めた


ツツジの植込みの下に、叡山スミレ系の雑種のスミレが咲いた
このスミレはこの場所が気に入っているようでどんどん増えていく
スミレは適さない場所に植えると数年で消えてしまう