初夏の花を飾る

 朝、空を見上げたら、抜けるような青空だった。五月晴れの一日の始まり。午前中は昨年、10月下旬から出していた掘りごたつをしまった。年代物の炬燵だ。コンクリートで固めた床下には、炭を入れる四角いくぼみがある。だが炭を入れた炬燵のことは覚えていない。記憶にある限りではいつも電気こたつを中に入れて使っていた。
 炬燵がなくなった部屋に、庭から調達した初夏の花を飾った。白と青系でまとめた。青い山アジサイの’舞妓’、青紫色のクレマチス’アラべラ’、白いミニチュアローズ’グリーンアイス’の3種の花だ。
 老犬レオは、窓を開けて風が通る廊下で気持ちよさそうに寝ている。眠っているレオのスケッチを一枚描いた。水彩色鉛筆で彩色した。水をふくませた筆で、彩色した上からなぞるようにすると、色がにじんで水彩風にしあがるそうだ。あいにく筆がなかったので、いちばん近くのホームセンターまで筆を買いに行った。
 夕方の散歩はいつもの近くの用水路沿いに行った。川をカルガモの親子が泳いでいた。赤ちゃんカルガモが5羽。くちばしで石についた苔をつっついている様子がなんとも愛らしい。知人によるともとは8羽いたひなが5羽に減ったそうだ。このあたりはカラスやアオダイショウなど、生まれたばかりのひなにとっての天敵が多い。5羽が無事に大きくなればいいが・・・・・・・・。
 夕方だったので写真は取れなかったが、かわいいヒナの写真を撮って、アップしたいと思っています。




エノテラ(昼咲き月見草)が咲いた。この花は見かけによらず、花壇を占拠するほど繁殖力が強い。