クロッカスの花を撮影

 ここ数日曇っていたので、つぼみのままで花が開かなかったクロッカス。太陽が出ないと花が開かないし、晴れた日でも日が落ちると花を閉じてしまう。今日のお昼前にやっと写真が撮れた。白いクロッカスの花が5〜6本咲いていた。遠目では白い小さな花が地面すぐ近くから咲いていて、あまり華やかさはないが、近づいて見ると実に美しい。写真を撮りながらうっとりしてしまった。地面の下で球根の状態で暑い夏をやり過ごし、気温が下がる季節になると根を伸ばし、1月になって芽を出し、2月になり花を咲かせる。花が咲くのは1週間ぐらいだろうか。長い時間をかけて、短すぎる開花期間。だからこそ、こんなに美しい姿なのだろうか。小さいけれど完璧な感じがする。

クロッカスの白い花と一言で言っても、花は白とオレンジと濃い山吹色で構成されている