日本のモノづくりの力

 昼過ぎに愛犬レオの散歩に出たら、チリのような小雪が舞っていた。冷蔵庫の中に入ったような寒さに早々に帰ってきた。レオは朝から様子がおかしく、(ほとんど毎日様子がおかしいから特筆するようなことではないかもしれないが)、奇妙な声でなくのでいったい何を訴えているのか、おろおろしてご機嫌をとったりした。今も部屋の中をうろうろ歩きまわっている。外に行けば気分が代わり、少しは落ち着くかと思ったが効果はないようだ。
 朝のロイターのニュースに、米調査会社が昨日発表した自動車の品質調査の結果が出ていた。トヨタ自動車の「レクサス」が首位に返り咲いたそうだ。この調査は発売から3年後の自動車、トラックが対象となり、2位にはドイツの高級スポーツカー「ポルシェ」、3位は米ゼネラル・モーターズの「キャデラック」と「トヨタ」が並んでいる。「トヨタ」は日本では聞きなれないブランド名だが、アメリカで販売しているブランド名のようだ。
 レクサスは東京で開催された今年のモーターショーで、わたしが見た車の中でいちばんいいと思った車なので、品質面で高評価を得たことはうれしい。数年前、トヨタ車のアクセルが踏まないのに突然かかってしまうとかで、アメリカで公聴会が開かれたりなどしたがいったいあれはなんだったんだろう。
 1月28日の産経新聞の記事だが、米カリフォルニア州では2025年に州内で販売の新車の15%を電気自動車などの二酸化炭素をほとんど出さない車にする新規制を発表した。カリフォルニア州は環境対応に先進的で他州への影響力は強いということだ。日本の自動車メーカーはトヨタ自動車も含め、環境対応技術で一歩先んじていると思う。わたしたちが思っているより早く、電気自動車やプラグインハイブリッド車への転換が進むかもしれない。
 今乗っているのは、燃費のいいガソリン車だが、電気自動車やプラグインハイブリッド車に乗り換えるときが来るだろうか。矛盾するようだが、気持ち的には今の車には思い出があるのでできるだけ長く乗っていたいのだが。