明けて名古屋は雨、早めに帰る

 天気予報通り、13日の名古屋は朝から雨だった。

 ホテルの部屋で帰りの新幹線。予約した。スマートEXを使って、予定より2時間近く早く帰ることにした。

 ホテルをチェックアウトして、コンビニで雨傘を買い、地下鉄の駅に向かった。東山線に乗り、栄駅に行くつもりだったが、間違って反対方向の電車に乗ってしまった。しかたなく次の駅である名古屋駅で降りた。このミステークが後をひいた。栄駅に戻る気持ちが失せてしまい、そのまま名古屋駅の地下街にいた。

 カフェに入り、昨日のことを思い出しながら、ノートに書いた。けっこう時間をとり、気がつくとお昼になっていた。

 名古屋に行ったら食べた方がいいと言われた味噌カツをランチにした。駅の半地下にあるうまいもん横丁の狭い縦長の店だが、味はよかった。牡蠣のフライと味噌カツがのった丼を頼んだ。

 食後はまたカフェへ。ひよこのかたちのスポンジに包んだプリンを食べた。

 そんなこんなで時間は過ぎ、新幹線に乗る前に今回の歌会の主宰者である大西さんに電話した。歌人、永井陽子さんの以前の家や短歌によく詠んだ樟の木を訪ね、お墓参りを昨年秋にしたという話を聞いたのでそのことを話し、わたしも行きたかったというと、今日名古屋にいらしたなら声をかけてくれれば案内してあげられたのに、と言った。残念だったと。

 わたしは雨が降ったのであまり動きたくなかった。またいつかお願いしますと応じた。

 東京に向かうのぞみの車内でこれを書いている。