5月に種子を蒔き、なかなか大きくならなかった百日草だが、ここのところきれいな花を咲かせている。
5月に蒔いたのは他に朝顔と千日紅だが、朝顔は悲惨な感じで、ひよろひよろした苗が細いつるをやっと伸ばしている状態、千日紅は成長が遅かったがなんとか葉っぱを伸ばして花を咲かせようと努力している状態だ。
そのなかで百日草の健闘が目立つ。色とりどりの花がわたしに元気をくれる。
とりどりのキャンディみたいな百日草 甘露のやうにわたしを満たす
種子を蒔いて花が咲いた時が一番幸せな気持ちになれる。人間世界ではあまりいいことがないが、花はそんなことはまったく知らなくて、きれいに咲くことが本能のなのだ。
今日は雲が多い空模様で、陽ざしが出る時間もあったが暑さは衰えた。午前中は車で図書館に行き、借りていた3冊の本を返し、新しく5冊の本を借りた。帰りは駒沢公園のほうへドライブした。目的地のない車の運転がいちばん好きで、どこそこに行くというのはどちらかと言うとあまり楽しくない。自分で運転しているときは。誰かに運転してもらうなら、目的地のあるほうがいい。
午後は日の当たらない裏庭で、柿の木の下で細々と生きている紫陽花を剪定した。父が挿し木で増やしたこの紫陽花をここに植えたときはもっと日当たりがよかったのだが、15年以上が経ち、変わってしまったのである。
剪定した枝を腰をかがめて拾いゴミ袋に入れるのが大変で、また途中でやめてしまった。庭のあちこちに剪定した枝が散らばっているがぼちぼち拾っていこう。