9月にしては暑い日、武蔵小杉の歌会へ

 日中は半袖でも過ごせるほど気温があがった。

 午前中はチドリソウの種まきをした。今年の春咲いた花から種子をとっておいた。昨年の秋、種子を買い蒔いたものが咲き、その種子である。紫色と白、桃色の3つの色の花が咲いた。ほんとうは青色のチドリソウが花色としては一番好きだが、その色はなかった。それでもせっかくなので、種子を採って蒔くことにした。 

 午後は武蔵小杉の歌会にでかけた。月に2回開かれるが、その2回目である。コロナウィルスに感染した仲間は欠席し、全部で6名の歌会である。

 中原市民館の2階が会場だが、今日はにぎやかだった。わたしたちが歌会を開いている部屋の隣から生演奏のような音が流れてくる。隣の部屋とわたしたちが使う部屋は、可動式の壁で二つに分けられているが、一つの大きな部屋としても使える。ただ、抽選で使う部屋を決めるので、二つの部屋を広く同時に使おうとしても、違うグループがどちらかの部屋を抽選申し込みすると取りにくくなる。

 わたしたちが使ったのは細長い部屋で、車座のようにテーブルと椅子がレイアウトされている。コロナの感染防止を意識して、隣の席は空けて使うことが決められているが

人数が少ないので隣をあけて使っても半分くらいの空間が空いている。

 もうだいぶ前からこの歌会にどこか集中しきれないところがある。あまり刺激を感じられなくて、この歌会に飽きてきたのかもしれない。刺激は別のところに求めているが、、、

 病欠している仲間がいるので短歌も投稿していなくて、いつもは18首ほど集まる短歌が今日は15首。1首1首にかける時間も短めで、いつもより1時間ほど早く歌会が終わった。歌会の後、しばらくみなさんと歓談し、お開きにした。

 夏休み前は、歌会のあとは行きたい人だけでお店に入ってお茶や食事をしたが、9月になってからは(欠席者いることもあり)すぐ帰るようになった。わたしのこの歌会に対する気持ちはどこか潮が引くようなところがあるが、みなさんもどこかで気持ちが引いてきたのかもしれない。お互いの気持ちは影響しあい、同じ方向に向かうような気がする。

 

観葉の植物の葉が影落とすわが手の歌集に座るソファーに