友だちとラインのやり取り、昼寝も、雨の水曜

 今日は朝から雨が降る。歌会の翌日はなぜか疲れていることが多いので、雨が幸いという感じ。暖房の効いた部屋にこもる一日だった。

 午前中はパソコンに向かい、いくつかの調べごとをした。それをもとに友だちにライン。今日中の返事を期待して。

 昨日、歌会のあとに喫茶店で会った友だちからはラインが来て、しばらくやりとりした。いわゆる、おしゃべりに似たラインのやりとりはこの友だちとだけ、だ。他の知人、友人とは丁寧語のやりとりが多い。

 いまのところ、スタンプが行きかうのもこの友だちとだけ。わたしがスタンプを使い出したのはこの友だちにプレゼントされたからなので、スタンプは他の知人。友人とも使うようになるだろう。

 この友だちとは24年越しのつきあいだが途中、6年ほどぶらんくがあった。この先、ブランクが又あるかもしれないが、もう気にしないことにした。先のことは考えてもわからないことが多いから。

 やり取りを終えて、炬燵でぬくもりながら一昨日、アマゾンで買った小林秀雄著『モーツアルト・無常ということ』を読んだ。この本には鎌倉幕府征夷大将軍源実朝について書いた名文「実朝」が収録されているが午前中に読み終えた(これを読みたくて買った)。「吾妻鑑」の一節が何か所かで引用され、古文が苦手なわたしは読み取りにくいがぜんたいに小林秀雄が言わんとすることが伝わってきて、とてもよかった。鎌倉時代の闇が濃ければ濃いほど、実朝の詩魂の美しさが輝きだす、そんなことを感じた。

 昼食後しばらくして疲れを感じたので、仏間に布団を敷いて横になった。眠ることがなく、休んだだけだ。居間に置いたスマホの着信音が鳴っても、着信音だと気づくまで時間がかかり、出る前にきれた。

 午前中、ラインを送った友だちからだったのでかけ直し、しばらく話した。電話を切り、小一時間後にまたかけ直すことにした。

 雨の一日、家で本を読み、ゆっくりからだを休養させた。明日もこんな感じで過ごしたいが。