風が冷たい日、武蔵小杉の短歌会へ

 朝は冷え込み、日中も冷たい風が吹いた。空気全体が冷え込んでいる感じだ。

 午後から短歌会が開かれるので、最寄りの駅まで坂道を上って行った。前は最寄りのバス停からバスに乗って武蔵小杉まで行ったが、今年になってからは最寄り駅まで歩き、電車に乗って行くことが多い。

 今日の短歌会の参加者は6人。歌会のメンバーは8人だがふたりは事情があって休んだ。歌会を開く部屋はコロナウィルス感染拡大後、広い部屋を使うようになったが今日は以前使っていたこじんまりとした会議室でいちばん使いやすい。部屋の中央の大きなテーブルを囲んで、お互いの顔を見ながら話せるところがいい。広い部屋は前に向かって細長いテーブルを並べる、いわゆる教室型で和気あいあいとした雰囲気が出しにくい。

 6人の参加者がひとり2~3首の短歌を詠んで、ぜんぶで15首の短歌をみんなで講評しあった。今日はどの短歌もある一定のレベルをクリアしていて、そんなに直す必要のない歌が多い。短歌とは別の話に脱線することも多く、それなりに楽しい時間が過ごせた。

 わたし的には自分の歌に満足できず、よしもっとがんばるぞ!と心を新たにすることができたのでその意味で収穫があった。

 

やわらかき雲を散らせるうす青の朝の空よりこぼるる春はも

 

咲くときを計るがごとく桃の木の根元に小さきクロッカスの芽

 

f:id:leoleoleoya:20210208212803j:plain

青空と白梅の花

f:id:leoleoleoya:20210208212933j:plain

 

f:id:leoleoleoya:20210208212827j:plain