晴天の日曜日、明治神宮月次歌会へ行く

 朝は5時過ぎに目が覚め、NHK短歌と俳句を見て、テレビ体操もやった。日曜美術館はしっかりとではないが観た。
 いつもより早めに家を出て明治神宮歌会に行こうと思ったが、庭に出るといくつかやることが見つかり、結局いつもの時間になった。
 JR原宿駅の改札を出て、神宮橋を渡って明治神宮へ。橋の上から右手に東京都庁、左手に開発中の渋谷駅前のビル群が眺められた。渋谷方向の眺めは2〜3年前はなかったので、時の流れとどんどん変わっていく東京の街を感じた。
 11月の月次歌会の当座は「親」(父でも母でもいい)。講師の方は來生靖男先生。
 父や母を詠った歌はよく作るがあまりいい歌が詠めないので、なんとなく腰がひけた。自分で納得できる歌が詠めず、がっかりした。
 先生の声が聞き取れず、自分の歌がどのように寸評されたかわからなかった。いろいろな意味で残念な歌会だったが、これをきっかけに父や母のもっといい歌を詠めるよう励みたい。
 歌会の帰り、歌友だちと明治神宮本殿へ足を伸ばした。
 新嘗祭の奉納品が展示されていた。東京都内の各農協などから野菜や米、果物など収穫物を使った宝船が奉納されている。全国からの奉納品も別のところに展示され、友だちとあれこれ話ながら見て回った。
 見終わったころ、婚礼の列が境内を静かに移動するのを見かけた。白無垢の花嫁さんに紅い和傘をさしかけている。親族一同が後ろに続く。神前結婚式を終えての帰りだろう。