赤い椿の絵を描いたりして過ごした

 昨日は朝10時頃から夕方5時近くまで大学時代の友人と過ごした。JR上野駅公園口で待ち合わせて、まず「トレド美術館展」を観た。公園口の歩道を渡っていちばん最初の美術館だ。開館後早めに入館したためか。それほど混んでいなかった。最近、超混み合う展示会ばかりだったのでよかった。友だちとときどき話しながら、お互いのペースを尊重しながら観たがもしかしたら友だちがわたしに合わせてくれたのかもしれない。
 プラド美術館展はお昼前に見終えて、公園内のカフェレストランで昼食を食べ、こんどは東京国立博物館館へ。小雨が降っていたので傘をさした。桜が遠目でちらほら咲いているのが見えたが染井吉野かどうかわからない。濃い桃色の緋寒桜は満開だった。
 東京国立博物館では常設展を観た。展示数が多いので、適当に端折って観た。見終わって友だちは早稲田のほうに行きたいようなことを言ったがわたしはとても行けそうにないので山手線に乗って有楽町までいっしょに行こうと誘った。有楽町駅で降り雨の中歩いて日比谷公園に行き、松本楼に入って紅茶とケーキを味わった。日比谷公園は何かの工事をしていたようだが欅を植えた広い敷地にたくさんのチューリップの葉っぱが伸びていた。4月から5月に花が楽しめそうだ。
 友だちを東京駅まで見送り、別れ際にお土産をもらった。実はわたしも東京駅でご家族への土産を買いたかったのだが構内が混雑していてどこから売り場に行けるのかわからず買えなかった。少し心残りである。

 今日は昨日の外出の疲れをとるため家でのんびりした。近所に買い物に2回行った以外はどこにも行っていない。庭に出て、落ち葉を入れた袋を天地返ししたり、目高の水瓶に浮かんでいる梅の花びらや食べ残しのえさを網ですくって掃除した。千鳥草を一株だけ花壇に植えた。昨秋種を蒔いたがひとつしか芽が出なかったのを大切に育ててきた。薄いピンク色の花が咲くはずだ。老犬ももこがいた夏に花壇の端のほうに咲いていた。庭道のすぐそばなのでいつも見ていた記憶がある。おしっこをさせるためにももこを抱いて庭道を歩いた時。 
 午後3時頃から庭の椿をふた枝切って絵を描き始めた。赤と白の絞りだが切った椿は赤が強く出ている。椿は葉っぱが命と描きながら思った。葉の方が表情がある。葉の裏と表の色の違い。活けると表が見えたり裏が見えたり。光のあたるところと当らない所の葉の色のコントラストがおもしろい。
 まだ描き終わっていない。明日に持ち越しである。
 ブログについて少し考え始めた。毎日書くことが負担になってきた。ブログを書くと夕食時間が遅くなり、眠りにつく時間も遅くなる、朝が遅くなる。本もたくさん読みたいし・・・・書くことは好きだがだんだん書きたいことが自由に書けなくなった気もする。