朝から晴れて暑くなった。午前中早い時間に近くの投票場に足を運び、投票した。
老犬ももこが腎臓病末期にあり、ももこのことで頭も手もいっぱいだが、庭仕事や趣味の短歌などの時間は作るようにしている。
ももこは７月初めに毎日に食べたものを吐くようになり、セレニアという吐き気止めの注射をした後、毎日同じセレニアの飲み薬を飲んできた。
７月７日まで薬を飲み続け、連続服用が７日までということなので８日からは服用を止めている。薬を止めてから二日目の土曜日は夕食の後、少し食べたものを吐いた。吐いたのは今のところこの一回だけだが、ももこの様子を見ると吐き気があるらしいのはわかる。お腹がなっていることもあり、胃腸の調子が良くないようだ。
食欲はだんだん衰えている。一日三回食べることは食べるが、食べ残すことが多くなった。朝ごはんがいちばん量を多く食べ、昼食と夕食は出したものの半分か食べて三分の二くらい。体重は朝食後しばらくたって測ると８．９キログラムに減っていた。
横たわって寝ているももこを見ると、腰の辺りが細くなり、痛々しい。
歩こうとういう意欲はまだあるのだが、手足の指が開かずに拳のようになってしまうナックリングがひどくなり、歩くことが困難になった。特に前左足がひどく、爪の付け根がアスファルトとこすれ合い皮膚が傷ついている。
昨日はこのナックリング対策として、手足を保護する犬用の靴みたいなものを近くのペットショップに車で買いに行った。四足で四千円余りとそう高くないが、ももこの足先が曲がり地面にこすれると履かせた靴が脱げてしまう。かなりの力がかかるようで、マジックテープで止めたくらいでは間に合わない。もっと高価なものがあり、それは二か所でマジックテープで止め、ブーツの作りももっとしっかりとしている。こちらのほうが良かったかもしれないが、二倍の値段で二の足を踏んだ。
エアコンのきいた部屋でこれを書いている。ももこの寝姿を見ながら、５月９日から２か月であれよあれよという間に衰えてきた、その速さに驚いている。６月下旬くらいまでは自分の力で立ち上がろうとしていたももこ。ときには何とか立ち上がって部屋の中を歩くこともあった。今では立ち上がろうとすることもなく、こちらが手助けして立ち上がらせて、歩こうとしても手足が拳の形に丸まってしまうことが多く、少しだけしか歩けない。外に出ておしっこをしたいという気持ちはあり、できればおしっこをする前に少し歩きたいという気持ちもあるのだが、かなわなくなってきた。
今朝のももこ
まだエアコンを入れる前の早い時間
庭で採れた桃を描いてみた
香りが良く甘みのある桃が今年は収穫できた
半分くらいは鳥たちが食べて残りを自宅用にし、近所の人２人だけに配った
