午前中はスモモの収穫、午後は外出した

 天気予報によるともう少し晴れそうだったが、雲が多めですっきりとした晴天とはならなかった。それでも雨が降らない一日は気分がいい。
今日は一年でいちばん昼の時間が長い夏至の日である。この日を境に、昼の時間が少しづつ短くなっていく。真夏の夕暮れが情趣深いのは秋へと向かう時間の歩みをどこかで感じているからかもしれない。
 午前中は熟してしているスモモを脚立に上って採り、もぎたてを近所の奥さんに差し上げた。すぐ近くなので家まで取りに来てもらい、黒糖で甘味をつけた梅の甘露煮のジェリーを味見してもらった。一口食べるやいなやおいしいと言ってくれた。このスイーツは、別の近所の奥さんが作ったものをいただき、美味しかったので、作り方を想像して多分こうだろうと思う方法で作ってみた。黒糖が鯵のポイントになっている。
 お向かいのご主人がスモモがたわわになっているのを見て、採ってあげようかと申し出てくれたが受け流した。ぜんぶを一度に採ってもらうと後々の楽しみがなくなる。たくさん採れたスモモをいろいろな人に配るのも大変だ。自分のペースで収穫し、ほしい人にあげるのがいい。野鳥が食い散らすし、熟しすぎれば地面に落ちるがそれもいいと考えることにした。
 午後は短い外出をした。出かける前に老犬ももこをトイレのために外に出し、不安そうなまなざしで見つめるももこに、すぐ帰るからお留守番お願いねと声をかけてでかけた。

名前のわからないつる性の植物
伸びるとたくましいつるを伸ばして2階まで茂りそうなので、
伸びさないように切り詰めている


八重のクチナシは少し前から咲いている
道路に出る通路わきに植えているので
通りごとに甘い香りが鼻をくすぐる