雨模様の日曜の朝

 6月21日、父の日の朝はどんより曇っている。早朝の空を覆う厚い雲の切れ目から青空の切れ端がのぞいているが、今日は日がな一日雨との予報だ。
 昨日は梅雨の晴れ間で青空がひろがり、まとまった洗濯をしたり、熟し始めたスモモをもぎ取ったりした。老犬ももこと住宅街を歩きながら、久しぶりに空を眺めた。刷毛雲がたなびき、真っ白なちぎったような形の雲が浮かんでいる。雲が自由な形をひろげ、夏の空の魅力を感じた。
 最近、ブログを書く気力が衰えた感じがする。ももこのせいにしてはいけないが、パソコンに向かっているわたしを切なそうに見るももこの視線も少しは影響しているかもしれない。とはいっても亡くなった柴犬レオもわたしがパソコンに向かっているのが好きでなく、パソコンと低いテーブルの間に入って邪魔することもあったのにわたしは書き続けた。別の部屋で泣いているレオに「ちょっと待って」と言いながら書いていたこともあった。だからももこのせいではなく、自分の中にある何かが原因に違いない。
 今日は父の日なので庭の紫陽花を持ってお墓参りに行った。雨が降っていない朝早くの墓参だったので、いつも用意されているお線香と火をつける道具がまだ外に出ていなかった。花を手向け、手を合わせた。この花は洋室の窓から見える紫陽花の木から切ったもので、生前の父が窓から眺めてきれいだねと言ったことを憶えている。母もこの紫陽花の花を眺めるのが好きだった。
 家に帰り、まだ雨が降っていなかったので庭仕事を少し。差し上げた青梅のお返しに近くの花屋さんからいただいた花苗を花壇やプランターに植え付けた。昨年咲いた花から種をとり、5月に蒔いた百日草の小苗を大きなプランターに定植した。適当に種を採って保存したのでどんな色の百日草が咲くのか全くわからないがそれも楽しみ。

今朝のスモモの木
スモモの木は2本あるがこちらの木はまだ収穫していない

花壇に植えたブルーサルビア
もともと一苗植えてあったが、その横に2苗植え付けた

大きなプランターに植えた百日草の小苗

花盛りのアガパンサス
これは昨日撮った