腰を痛めたようだ

 日中は16℃を超える暖かさとなった。気温が上がると庭に出て、あれこれやりたいところだが、昨日のザクロの木の剪定で腰を痛めた。脚立の上で、少し離れたところの枝を鋸で切ろうとして腰をひねってしまった。昨夜、腰に違和感があったがたいしたことはないとそのまま眠り、朝起き上がるとき、痛みが走った。冷やす湿布を張ると痛みは軽減したが、立ち上がるときなど何かの拍子に重い痛みがある。
 燃えるゴミを出す日なので、庭の落ち葉を掃きよせ、クヌギの剪定枝を短く切り束ねて集積所に持って行ったが、身体を動かす作業をこれだけにした。
 図書館から借りてきた岡部桂一郎という歌人の歌集を読んだ。「坂」という歌集と「鳴滝」という歌集。「坂」は死後、出版された遺稿集。「鳴滝」は歌人の自選歌集。岡部氏はわたしの母と同じ年、大正4年に生まれた歌人で、97歳で他界された。90歳を過ぎてから詠まれた歌は、心にしみてくる。

 花はみな豊かにぞ咲くさわがしきこの世のことば持たぬこの花〈岡部桂一郎)
 人間のいのち移ろうからくりを見ているような枯葉いちまい〈岡部桂一郎)


つぼみがふくらんできた盆栽の紅梅


桃の木の下で、クロッカスの芽が出てきた