友だちとアジアン料理の店でランチ

 初夏のさわやかな風が吹いて、五月晴れの天気の一日。

 寝覚めはあまりよくなく、奇妙な夢が印象に残った。わが家に友だちのひとりといるが、わたしはなにやら妖怪の霊気を感じる。友だちを置いて別の部屋に行き、テーブルの縁をなでていると、真四角のテーブルの一辺がぐにゃぐにゃと曲がり、でこぼこになってしまう。驚いて別の部屋にいる友だちに何か異変はないかとさきほどの部屋に戻り、なにかおかしいと話すと友だちがわたしの顔を見る。と、ここで目が覚めた。

 変な夢だが後は引かなかった。

 早朝の居間は暖房が必要なほど寒くてエアコンの暖房をつけた。

 時間が進むにつれて気温が上がり、半袖でもいいくらいになった。

 お昼前に家を出て最寄り駅まで、坂道の多い住宅街を歩いた。駅前の店で友だちの誕生祝にレース模様のトードバックを買った。メイド・イン・イスタンブールと書いてある。「誕生日おめでとうございます」の文字が入った袋に入れてもらった。

 電車で武蔵小杉に移動し、駅から歩いて5分くらいのガード下のエスニック料理店に行った。約束の時間までまだ間があったので店の外に待った。しばらくして友だちがやってきた。犬を二匹飼っているが、一匹の調子が悪く、往診の獣医師に点滴を打ってもらったそうだ。

 店に入り、4人座れるテーブル席につき、メニューを見ながらかなり迷って海南ライスを注文した。炊き込みご飯の上に鶏むね肉の蒸したものがのっていて、キュウリとパクチーが添えてある。2種類のたれが付いている。チリスウィートソースと、玉ねぎ入りのソース、あと一つは辛くて濃い味のナンプラー入り。スープもついている。食前の飲み物はマンゴージュース、食後の飲み物はレモンジャスミンティー(私はホットで友だちはアイス)。

 とても美味しかった。わたしは友だちに誕生日祝いをあげて、友だちはわたしに南紀白浜の旅のお土産をくれた。お土産はイヤリングと木のスプーン、木製のカットボード(お皿にも使える)。

 南紀白浜の写真をたくさんみせてくれた。きれいな白浜、青い空と海の写真、あどべんちゃ~ワールドのさまざまな生き物たちの写真だ。海に向かって露天風呂があるそうだが夜暗かったのであまりゆっくり入れなかったとか。

 わたしは来週、浜松の花博に行く予定という話をした。

 友だちは犬の病気と旅行が重なり、ペットホテルに預けて帰ってから家に引き取ったあと、また病気がぶり返し、心労が重なっているのだろう。唇に腫れものができて痛くてたまらないと嘆いていた。

 食事を終え、近くのグランツリーという商業施設の1階にあるカフェに入った。道路に面したテラス席に途中から移り、ビスケットのかけらをスズメやセキレイにやって楽しんだ。スズメにも小さいのと大きいのがいて、小さいほうはこの春生まれた少年(少女)かもしれない。

 夕方近く、カフェを出て、友だちは夕食の買い物へ、わたしはさきほど友だちといっしょに見たブティックで買い物をした。カフェに入って少し考えてほしかったら買おうと思っていた春・夏用のパンツだ。

 裾直しが必要なのでブティックから電話して、近所の知り合いに家に6時頃来てもらうように頼んだ。

 家に帰ってしばらくすると知り合いの奥さんが来て、先ほど買ったパンツを取りに来てくれた(裾直しを頼むと家ま取りに来てくれるので助かる、感謝している)。

 そろそろ夕食の支度を、と思うと電話があり、わりと長く話した。この電話の件で友だちに相談したいと思い、電話をするが出ないのでラインを送るが返信がない。

 友だちから電話があったのは夕食が終わった、夜の8時半ごろ。40分ほど話した。