先週、チケットを予約した「ピカソとその時代」展にでかけた。ベルリン国立ベルグリューン美術館が大規模な改装を行うにあたって、すの代表的なコレクションを海外に貸し出したとのことだ。
jR上野駅の公園口を降りてすぐの国立西洋美術館で開催中である。
ピカソやアンリ・マティス、ポール・クレージャコジャコメッティの20世紀を代表する芸術家と、彼らにに影響を与えたセザンヌの絵画や彫刻などが展示されている。
作品のかずが多いのはピカソで、いままでごく一部分しか見て来なかったと気づいた。
ピアノが第二次世界大戦中に描いた《大木な横たわる裸婦》は暗い色調と力強いフォルムに心打たれた。愛人のドラ・マールを描いた《海路のセーター》や《緑色のマニキュアをつけたドラ・マール》はしばらく絵の前から離れなかった。
ポール・クレーの絵画も充実していた。これだけまとめてこの画家の作品を見るのははじめてで、前から好きだったがますます好きになった。
マティスは切り絵がよかった。油絵ももちろんだが。
ピカソの青い胴着をきた女もよかった。水彩の色彩がきれいだ。