鷺草の球根を植えかえる

 風は冷たいが冬の寒さではなく、早春の寒さ。

 数日前に水を替えた水がめにメダカが一匹もいなかったので、水だけが入っている。

 何となく寂しいので、メダカを買いに行くことにした。

 車で近場のホームセンターへ。

 一匹70円の黒メダカを六匹買った。日本在来種というキャッチコピーに魅かれた。

 緋メダカは5匹で250円と安めで、いつもはこちらを買っていたが今日は今までと変えたくなった。

 他に一つ二つの買い物をしてホームセンターの駐車場を後にしてから、買い忘れたものに気づいた。鷺草の植え替えに使う水苔を買うつもりだった。

 駐車場を出たばかりだったのでまたくるっと回って、地下の駐車場に引き返した。  

 階段を上って店舗に入ると、近所の床屋さんの奥さんを見かけた。鷺草の植え替え用に水苔を買いに来たと言うと、ご主人も今日植えかえるとのこと。二言三言話しただけで別れ、再度車に乗って帰った。

 車から床屋さんのご主人が店の前で鷺草の植え替えをしているのを見た。今日、お店は休業である。

 家に着き、さっそく床屋さんに行き、奥さんに会ったこと、植え替えをすると言っていったことを話した。植え替え用の赤玉土を少しもらうことができた。

 少し前までは鷺草の植え替えを今日やるつもりがなかったが、気持ちが変わって昼食後、植え替えにとりかかった。

 まず、乾燥した水苔をたっぷりの水を入れたバケツに入れた。次に昨年の鉢植えをひっくり返し、鷺草の球根を取り出した。赤玉土水苔をほぐしながら球根を見つけて取り出した。すでに芽が出ているので見つけやすい。4つの植木鉢からかなりたくさんの球根が出てきた。

 次に植木鉢(深さの浅い鉢)に、赤玉土を薄く敷いてその上に戻した水苔を敷き詰める。床屋さんに教わった、鉢の一番下に培養土を薄く敷き、さらに赤玉土水苔を重ねる方法をひとつの鉢で試した。いままでは赤玉土水苔だけで球根を育てていたが、培養土を加えるとどうなるのか試してみたかったからだ。

 水苔の上に鷺草の球根を種を蒔くようにおおざっぱにひろげた。今までは一つ一つの球根を水苔に埋め込んでいたのですごく大変な作業だったが、床屋さんのやり方を見てまねしたのである。このほうが自然な感じに芽が出るような気がする。

 4鉢にぜんぶ球根を植えて最後に水をやった。

 無事に芽を出して、7~8月に真っ白な鷺草がたくさん咲いてくれることを願って。

 鷺草の球根の写真を撮るのをうっかり忘れてしまった。

 

 

 

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赤玉土を敷いた植木鉢、一つは床屋さんからもらった小粒の赤玉土を敷いた

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赤玉土の上に水苔を敷き、鷺草の球根を植えたもの、球根の上に水苔を薄くかぶせている

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今日の午前中の花壇、咲き始めの忘れな草、これから咲く花もいろいろあって早春の花壇がいちばん好き

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いちばん端はチューリップの球根の寄せ植え、老犬ももこにつながる思い出のある鉢植え

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プランターの寄せ植え、駐車場に二台車が置かれるようになり、きれいな花がどこか寂し気に見える

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オカメ桜はそろそろ終わりとなり、次はソメイヨシノの出番