黄色のアイリス、ピンクの八重咲きカーネーションを活ける

 寒いような気がするが実際はかなり気温が上がった。春のコートで出かけたいような一日である。また気温が下がる日があるとの予報なので、気をゆるめないようにしたい。
 今日は月に二度開かれる生け花の部活動の日。取りまとめ役をしている方から年齢的なこともあり、月に一回にしたいがどうだろうという話があった。
最近、わたしの負担が多くなってきたと思っていたがそういう事情があったのかと納得した、半分くらいの分担をわたしに期待していたのかもしれない。ところがわたしが負担を感じて腰がひけてきたので助けを期待するのは無理と思ったようだ。
 わたし自身、生け花を続けられるかと思っていたが今日行ったことで続けられそうのほうに傾いた。負担に感じたらその気持ちをみんなに話しながらいければいいと思った。というのは一回生け花を休んで出た今日は、みなさんがいろいろ手を貸してくれて負担を感じることなくできた。こちらがだまってなんでもやってしまうと、この人がやって当たり前と思うようになるようだ。やらなければいいのだ。

 

 朝の庭に出て詠んだ

 とりあへず生きていなさいと萌えそむる額紫陽花の葉が言いくれし
 狂いそうなとき仰ぐ天うす雲のなかから日輪のひかりやさしき

 わが目には挙動不審の庭のつぐみ走り寄り虫らしきをついばむ 

 老犬ももこの歌2首

 亡くなりし老犬の名を呼んでみる朝まだ暗きに目覚めたるとき
 昨年(こぞ)死にし犬の防接種の知らせあり狂犬病とぞ

今日の花材は木イチゴの枝、黄色のアイリス、八重咲きカーネーション
こちらはわたしが活けたもの
木イチゴの枝を真にすえたオーソドックスな活け方

先生の指導で活け直したもの
枝を左右にひろげ、その間に黄色のアイリスとピンクのカーネーションを活けた