「円」ということばを使った題詠を一首送る

 朝から晴れて気温が上がった。風があり、湿度は高いが洗濯日和。洗濯機を3回使って洗濯をした。
 家事に勤しんでいるとき、毎月10日が締め切りの詠草をまだ送っていないことに気づいた。9日に投函しても送り先が都内なので間に合うと思うがいつもはゆとりをもって3〜4日前に送っている。
 これは、という短歌が詠めないのも投函が遅れた理由の一つ。いくつか詠んである歌を見直してみたがやはり良くない。添削しても良くならないので新しい歌を考えることに。
 雨の日に近くの川に鷺が飛んできて、川の中で魚を探している光景を思い出し、これを短歌にした。
 傑作とは言えないが、ゆったりとした調べの歌ができた。もう時間があまりないのでこの歌を葉書に書いて郵便ポストに入れた。
 詠草を出してほっとしたので、貸出期限が過ぎて返却の催促がきた歌集を急いで読んだ。分厚い歌集なので読み切れない。明日か明後日に返しに行こう。


 川床は落ち葉の墓場その上を小魚およぐ鷺があゆむ

 華やげる香りなければしづかなり金木犀の花過ぎし庭

 平成の最後の夏の麦茶を飲み干しそつとグラスを置きつ

 沸かしたる麦茶の香り厨に満ち平成最後の夏と思ふ