朝早い時間はそれほど雨の降りが強くなかったがしばらくすると本格的な雨になり、昼前には雨があがった。短い時間だが陽射しがさした。
まだ雨が小降りの頃に弟が来て、車に乗り入院中の家族の見舞に行った。ここから車で1時間と少しのところにある病院だ。
4時間ほどで弟は家に帰ってきたがそのときは雨は上がっていた。
弟が見舞に行っている間、わたしは季刊の短歌誌に送る詠草10首と随想なるものをいっしょうけんめいに書いていた。随想はワードで書いたので、それを400字詰めの原稿用紙に書き写した。編集部の指定に従って。
昼食後、もう一度歌と随想の原稿に目を通し、いくつか部分的な文章の直しや漢字の送りの直しなどをして封書で送った。短歌会の事務局代表の方宛てなのでいつものように手紙を同封した。なんどか電話で話したとき、熊本のことばが耳にこころよかった。「よかです」と言われると「いいですよ」と言われたのとは違った気持ちを感じた。
六年の短き画業ゴッホの絵さなぎから蝶へと羽ばたけり
クレマチス「雪おこし」が一輪だけ咲いた
今は鉢植えだが以前は地植えにして10〜20個の花が咲いた