パッションフルーツの絵と目高

 昨日より気温が上がった。お昼前に室温が30℃になっていたのであわててエアコンをスイッチをいれた。
 友だちがからもらった三宅島のパッションフルーツは果皮がしわしわになったら食べごろとのことで、陽のあたらない冷房を入れない部屋に置いていた。4つのうち一つは早めにしわしわになりいただいた。
 今日は2つめを冷蔵庫に入れ、朝食後のでデザートにするつもりだった。果実を切ってお皿にのせるとすぐ食べるのが惜しくなり、絵を描くことにした。パッションフルーツは外からの見た目と中身の果実にかなり変化があり、絵を描きたくなるような果実を持っている。
 葉書大の紙に太い鉛筆で下描き。パッションフルーツの切り口は真ん丸ではなく、おむすびのような三角形に近い。固く厚い果皮に守られて種を持った果実が詰まっている。黄色っぽいひとつぶひとつぶの集合体でこの色が濃くなると熟成がが進み甘くなるようだ。
 エアコンを入れない部屋でお昼前に書き終えた。
 昼食後しばらくして車で近くのホームセンターに行った。目高を買うためである。庭にふたつ目高が棲む瓶を置いてある。ひとつのほうは一匹だけ確認でき、お腹がすくと水面に上がってくるので餌をやっているが一匹だけで寂しそうに見え、仲間を増やそうと思っていた。一匹だけしか見れなくなってひと月くらいはたっている。一匹だけだと動きが鈍くなるようだ。お腹がすいていないときも水面近くでじっとしていることが多くなった。
 もう一つの瓶は目高が確認できなくなってから1年以上たつ。姿は見れないが餌をやるとなくなっているのでいるのではないかとずっと思っていた。最近でもえさをやるとなくなるのだが、姿が見えないので不安になり、こちらも何匹が新しい目高を入れることにした。
 ヒメダカを5匹、黒メダカを1匹、計6匹買った。2つの甕に3匹ずつ流し入れた。どちらの瓶でも新しい目高は活発に泳いで目を楽しませてくれる。一匹だけ残っていた目高も新しい目高を追いかけて元気になった。


おじさいの模様のお皿にのせて描いた
水彩色鉛筆で彩色